アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

無伴奏からのオブリガード眼鏡つきデュオ

2019年01月05日 | ピアノ
ピアノトリオレッスンが五枠あったあと、夜はヴィオラ・チェロのコンサートでした。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←仲が良くなくてもアンサンブルはできるが良いに越したことはない、かな

前半はそれぞれが無伴奏、
後半はデュオ。

無伴奏といえばなんといってもバッハの無伴奏チェロ組曲ですよね。

というわけでプログラムの最初はバッハ無伴奏チェロ組曲No.6でした。
チェロの響きはいいよねぇ~♪ぐっときます。

続いてヴィオラでも無伴奏…チェロ組曲をヴィオラで弾いていました。No.4です。

確かにヴィオラで聞いてもいい曲ですが、こうやって比べちゃうとやっぱり、チェロで聞きたい曲な気はします。そりゃそうか。

そしてもう一度、チェロによる無伴奏チェロソナタ…今度はコダーイです。

知らなかったけど、とてもいい曲です。そしてとても難しそう(o_o)

バッハの無伴奏チェロもある意味とても難しい曲ですけど、
コダーイの時代には、バッハの時代に存在しないテクニックを求められるということで。

そして後半に、せっかくなのでデュオをやるって話になるわけですが、
そもそも、ヴィオラとチェロのデュオ曲というのが激レアです。

一曲目は、「チェロとヴィオラのためのブコリキ」…初耳。
作曲家名も初耳。Lutosiawski(発音できない)

こんな曲→Bucolics (Bukoliki) - Witold Lutoslawski. Viola and Cello. 1.- Allegro Vivace 5まであるよ

ブコリキ(Bukoliki)が何なのかはいまいちよくわからない…検索しても日本語の説明がほとんどなくて、ポーランド語のページをgoogle翻訳にぶっこむと牧歌的なメロディーのことをいっているようでもある。牧歌的というより超絶技巧な曲に聞こえたが(謎)

最後はベートーベン。なんとベートーベンさんがこんなレア編成曲を作ってたなんて知らなかったよ。しかもタイトルが
「二つのオブリガード眼鏡付きの二重奏」めがね!?

なぜ眼鏡なのかというと、なんでもベートーベンさんのお友だちでチェロ奏者とヴィオラ奏者が、当時珍しいことに眼鏡さんだったんだって。

昨日のコンサートでは、この曲になるときに二人とも眼鏡をかけて登場しました(とてもかわいかった!!)

こんな曲→Beethoven - Eyeglasses Duo for Viola and Cello (Phelps, Baltacigil)

仲の良い二人のために作っただけあって、昨日弾いてるときもとても仲良さそうに弾いてました。楽しそう!!

これだけばっちりアンサンブルできたら(しかもリアルに仲の良い二人で)そりゃ楽しかろう。

けど驚くことに、この二人は人前で共演するのが初だとか!! 専門ジャンルが違ってて、ヴィオラのほうは純クラシック、チェロのほうはフォーク、ジャズ、即興や作曲が中心なので。とてもそうは見えなかった(トリオレッスンのとき)。息ばっちりだったもの。

というわけで、アンコールには、これから出るCDに入っている自作曲を演奏してくれました。
チェロ+歌で、とてもおしゃれな雰囲気です。
チェロの弾き語り、ってそういえば初めて聞きました。確かに口がフリーだからできないことはない…(フルートの吹き語りとかは無理だが)

検索したらこんな動画出てきた
That Was The Worst Christmas Ever by Daisy Chute and Midori Jaeger
バンジョーの弾き語りといっしょにやってる!! 素敵(^^)


にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする