アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

まだバッハに近づかない臨書

2019年01月22日 | ピアノ
今日は書道の日でした。こんな(バタバタの)ときに? というか、こんなときだから、ランチ食べながら先生とおしゃべりする(愚痴聞いてもらう)のが楽しみで行ってきました。愚痴は主に大学受験以外のことだがw

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今回は臨書四回目です。王羲之の蘭亭序というのを書いています。こんな感じの:


なんで黒い? って、これ、石に掘ったやつなんですが、あんまり古いものですしいろんないきさつがあって、元々の紙が残っているわけではないんです。でも紙が生きてたころに模写されたり石に掘られたりして生き残ったのですね。

見ていただくとわかるように、なんか美しい字なのですけど、いわゆるお手本ちっくに整っているわけではなくて、バランスが崩れたり、ぐじゅっと重ね書きしたっぽいところがあったりと、いろいろ生々しい感じなのです。

書道で「臨書」するときには、これを五文字くらいずつ半紙一枚に書きます(初心者の場合)。

臨書の場合は、単にきれいな字を書くことではなくて、特徴を捉えて似せて書くことが重要なのですが、
一方で、五文字を半紙に書いた作品として見て「いい感じ」であることも欲しいわけで、

初心者が生々しいままの写真を見て書こうとしても、どうまとめていいか困っちゃうんですよね。

だから実際には、先生にお手本を書いてもらって、それを見て書きます。

これまで、四回にわたって書いてきたのですが(写真は持ち帰り用に別途色紙に書いたもの)


でも、これって、お手本自体が先生の「臨書」であって、そのさらに真似というのは臨書風の何かというか…
私が書いたのをよく見ると、確かに引き継がれている特徴もあるけれど、
先生~私という二つのステップを経て、何かちょっと原作からは遠いものになっているような気がします。

先生のお手本を見て何度か練習したら、そのあと原本(のコピーですが)をナマで見て汲み取って書いてみるとなおよい(臨書っぽい)のではないかと思いますが、一回のレッスンで12枚書く中でそこまでするのはちょっと無理っぽい(混乱するだけ)。

それもあって、臨書するなら一つの課題を何回かのレッスンにわたって書いてみるのがお奨めのようですが、なにせ今は月イチなのでそうすると二か月で五文字(^^;; それも気が長い話なのでとりあえず雰囲気だけ臨書風を体験することでいいかなと。

ま、全音版(スラーとか強弱記号とかついてるやつ)のバッハみてなんとなく弾く感じですか…今のところ。

そういえば、ヤマハでピアノ習ってたころ、レッスンにはインベンション持って行ったことなかったけど、自分で勝手に弾いてみたことがあった。持っていたのは全音版。

バッハ インベンション一番2009年12月29日

こんな程度ですな。。

こんな程度でも楽しいんです。雰囲気だけでも。

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