アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

そこまでわかってるなら弾けば?

2016年12月26日 | ピアノ
よしぞう(夫)は特になんの楽器もやってません。大昔(子供のころ)ピアノを習ってたことはあるらしいのだが、あまりにも練習しなかったため、スキル的には痕跡も留めていないというか…

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通常、クラシック音楽をわざわざ聞くというような趣味も持ってはいない。私が誘えばもしかしたらいっしょにコンサートに行くこともあるかもしれないが、私はふつう友人しか誘わないので(爆)よくわかんない

けど、特に関心なさそうな見た目のわりに、実は傍ですごくよく聞いてるらしいのだ。

ピアノをしばらく弾いてた私が、出かけるため、めるちゃんの大屋根を閉めようとしたとき、よしぞうが
「あ、ちょっと待って」といってそばへ来て、
「…んーもしかして…ちょっと失礼…」と、ちょいちょいとピアノの中をいじり、
「ハイ、試してみて」

それで、だからどーしたと思いつつ
ドーミソシードレド♪
と、弾いてみると、あら不思議。

響きがよくなった!! 金属っぽい雑味がとれて、主に高音あたりふんわりしたよい響きが加わったよっ

「でしょー(^-^)b」
いじったのは、ピアノの響板のフチをとりまく、赤色の太いロープみたいなところ。これの、浮いてたところをちょいちょい押し込んでみた模様です。耳で聞いた違和感と、目で見た状況を瞬時に結び付けるところがさすがです。

そのほか、
(私がルービンシュタインの演奏でショパンマズルカをかけていたら)
「この人うまいねぇ。歌い方もすごく自然で、ただちょっと録音が古っぽいね」(←ほんとに古いんです)

(私がアルカンの「ファ」を弾いてみてたら)
「変な曲だねぇ」「アルカンだもの」「なんだそうか」(←いいのか?)
(曲の最初から最後まで「ファ」が鳴ってるからタイトルが「ファ」なんだよ、と説明すると)
「ずーっとファは変わらないのに周りが移り変わっていく(転調のことか)からファの意味がどんどんズレていって、世間に取り残された自分みたいな」とか。

(私が発表会の自分の演奏を録音で聞いていると)
今のとこ、弾きなおさないで先にいけばいいのに」とか(-_-#

…特に、私のピアノの最大の弱点は「弾き直し癖」だと思っているあたり、妙に核心を突いていて腹立つ。
(よしぞうが「いいね」と言った演奏は、「耳をすませば」とかモツソナ(ドーミソシードレド)のように比較的(音を並べるのが)平易なものか、ピアノ連弾・二台・伴奏などアンサンブルであるため、停滞しなかったものに限られる)

そこまでわかってるなら自分で弾いてみればっっ!!

って思うこともあるが、決して言わない。

第一、うちのピアノが取り合いになったら困るし(笑)
第二に、よしぞうがもっとクラシックやピアノに詳しくなったらめちゃくちゃうるさそうでめんどくさそうで困る。

…そっとしとこう…

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おゆき先生んちのピアノに会いに

2016年12月25日 | ピアノ
昨日は年内最終レッスンでした。月いちレッスンなのでなんか久しぶりな気がするのは別に気のせいじゃないんだけど、レッスンが久しぶりというよりは先生んちのピアノに会うのが久しぶり。

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前回は、めるちゃんでレッスンしてもらったからね。めるちゃんで見てもらう場合は、弾きやすいし、慣れてるし、(だいたい)予定どおり弾けるわけで意外性は特にない。先生んちのピアノは、個性強めで、私にとってはなかなか難物で、日によってもかなり違って感じられ、でもうまく弾くととても素敵に鳴るので…ずっとドキドキワクワク!?

久しぶりに会うそのコ(シードマイヤー)は昨日、ことのほかご機嫌よく、ショパンマズルカ35番を弾いた感じではかなり弾きやすく感じました。ただしこのピアノの問題とは関係なく、いろいろ別件あってこの曲自体あまり練習できてないのが問題で(-_-;; 年明けの発表会にはこれで出るといっているのにマァ…

ということでおゆき先生、私が一回弾くのを聞いたら「たいへん残念なところと、それから流れがよくなったところとあります」とおっしゃいまして、流れがよくなったところというのは、説明を聞くまでもなく最後のページのことです。この曲、最後のところはボリューム的に盛り上がるわけではないんですが、どんどん緊迫感が増してきて、音もややこしくて、ぜんぜん弾けてなかった(素敵に弾けてないという高尚な意味ではなく、単に音が並んでなかった)のです。

で、時間がない中でこのページだけは気合の部分練習をしまして、わかりやすく改善の跡がみられたというわけです。はーー(^^;; 間に合った(←間に合ってねーよ)

とにかく内容たっぷりの名曲ですし、あとは「ひとりでれんしゅう」して発表会にこぎつけられるようにしようとすると、先生も語る語る、細かいことも大きいことも、止まらなくて、ずいぶん長くなってしまいました。

もう一曲、シューベルト即興曲op90-3を見てもらう予定だったのが、時間押しまくりでどうかって感じでしたが、とにかくこのピアノでもシューベルト弾いてみたかったので、レッスンはともかくいっぺん弾かせてもらうことにしました。

我が家のめるちゃんとシューベルトは相性抜群で、弾きやすくかつ響きもきれい、弾き方が多少(多々)難ありでもそれなりにとても幸せ。

ところが、シードマイヤーでシューベルトを弾くと、なかなか思ったようにはいかず、マズルカを弾いたときよりかなり弾きにくさを感じました。

でも、その中でなんとなくうまいこと弾けた瞬間瞬間に、えもいわれぬ深みのあるいい響きができて、この味わいはめるちゃんにない何か。その魅力に引きずられるようにして、ろくに練習してなかった最後のページまで弾ききってしまった。シードマイヤーで弾くシューベルト、これもすごくイイ♪

先生も、予想よりかなりよかったという表情だった(注: 予想はかなり低レベルだったと思われますが)
内藤晃さんの演奏を聴いてこの曲に惚れ込み、とてもよいイメージで練習を始めたことがプラスに出ているようです。

・ソフトペダルはcresc.きていきなり離さないでそこからしばらくかけてじっくり離す
・和音の移り変わりをていねいに聞かせる
・旋律の響かせ方(タッチ)を研究する
・p(ピアノ)と書いてあるところでは「なんとなく小さくなってた」ではなくそこからしっかり落とす
・装飾音に気を取られて進行が遅れないように

あまり時間はなかったのでいくつか注意事項で終わりました。


レッスンに行けば、もちろん先生からいろんなことを教わるのですが、楽器から教わることも(言語化はしにくいけれど)たくさんあります。もちろんめるちゃんはとってもいいコですが、ピアノには個性がありますから、違うピアノからはまた別のことを教わることができます。

shigさんのピアノ(新しいプレイエル)も、夜毎屋さんのピアノ(100歳くらいのベヒシュタイン)も、それからいろんなホールで会えるピアノも、あれこれ弾いて楽器体験を蓄積して、もっともっとピアノと仲良くなっていきたいです。私にとっての「ピアノの上達」というものがあるとすればこのことを色濃く含んでいます。

おゆき先生は、子供のころから長年、このシードマイヤーからたくさんのことを学んできたわけです。また、最近ではudurannさんちのプレイエル(ショパン時代の)からはまさにショパンの弾き方を習ったといいます。

私が大人再開ピアノをチラっと考えて某ヤマハ教室(8年間習った教室とは別のところ)にいったとき、最初に書かされたアンケートで所有楽器について書く欄があり、もちろん当時持っていたのはやまちゃんだけですが、ヤマハアップライト、1993年製、と書いたら、お持ちのピアノは購入からもうずいぶん経っていますから買い替えませんかといきなり営業かけられ(o_o)

…当時のやまちゃんは16歳くらいか…

まだ若いピアノという感じで、むしろ年々よくなってきていたので(エレクトーンじゃあるまいし!!)、現在成長中です、余計なお世話、とお答えしました。

ヤマハ教室のピアノは、もともとそんなにいいピアノでなく、弾き方も荒く長時間酷使され、メンテナンスもよくなく、ほんとうに消耗品扱いなんでしょうね。

そのころはまだ「ピアノには個性がある」ということもよく知らなかったし、はっきりと思ったわけではありませんが、今なら自信をもっていえます。レッスン行くなら、よいピアノで習いたいし、また、よいピアノから学ぶ姿勢のある先生から習いたいです。ヤマハにはいろんな先生がいるので、優れた先生もいますが、私が今後ヤマハ教室でピアノを習うことはたぶんないでしょう。(ヤマハ教室をとおしてピアノを買うことは金輪際ない)


(追記: シードマイヤーでもらったイメージが残ってるうちにめるちゃんで弾いてみたら、なんかいつもと違う響きがして、「こんなふうにも鳴るんだ」と新たな発見があった)


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ボロディン弦楽四重奏団(仮)、この先は!?

2016年12月24日 | バイオリン
サロンエスプリの大きな魅力のひとつは、「ピアノも弦楽器もカバーしてる」ってこと。中川P先生、中川Vn先生がご夫婦でサロンやってるので、昨日のような大人の発表会ではピアノも、バイオリンその他の弦楽器も両方出てくるし…

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伴奏は、中川P先生がしてくれる。ってわけで、中川P先生はほんと八面六臂の活躍ぶりでした。モーツァルト・フランク・ベートーベン・ブラームス・ヘンデルなどバイオリンソナタあり、バイオリンコンチェルトありーの、ラフマ二番のコンチェルトオケパート、などなど。

私たちのドッペルも先生が伴奏してくれたものです。こちらの都合(速すぎても遅すぎても弾けないんでココでお願いします!! という狭すぎる指定)にばっちり応え、少々のトラブルがあっても何事もなかったかのようなふんわりカバーも絶妙に。

そして、ピアノ曲でもない、ピアノに伴奏されての弦楽器でもない、純粋な弦楽合奏には、バイオリンデュオと、10人くらいのアンサンブル隊と、それから我らがボロディン弦楽四重奏団(仮)がありました。
(というか実際のところ、名前はついてないんですが名前がないと不便なのでとりあえずそういうことで話を進めます)

この四重奏団はきーちゃんさんのリクルーティングで発足した、というかボロディン弾きませんか的な感じで臨時に集まったメンバーですが、たいへん具合よかったので次もあるかもしれません。これってなかなかすごいことなんですよ。幾多の困難(弾く曲の趣味、時間の都合、技量差、リーダーシップ、性格などなど)を乗り越えてまた四重奏やりたいって思えることは。

本番録音載せときます:
ボロディン 弦楽四重奏第二番第一楽章

弦楽四重奏というと、前にアイネクをやったことがありますが(一回目はほぼ崩壊、二回目はチェロにプロを導入して解決)、アイネクのわかりやすさに比べるとボロディンってかなりハードル高いんです。

まず、チェロがぜんぜん違います…アイネクだとだいたい、ベース音を支えておけばいいのですが(それでもチェロがきっちりしてるかどうかで弾き心地・聞き心地は段違いだけどね!!)、ボロディンだとかなりややこしいところを歌わないといけません。ボロディンさんはチェロが弾ける人だったかチェロ好きだったかなんかで(どっちだっけ…)、とにかくチェロにいいとこ持ってくるんです。

ビオラも同じく、歌うところがけっこうあって難易度高いです。

1stバイオリンは…聞いた感じもかなり違いますが(複雑)、高い音が多いところが技術的に難しいです。

四人いるなかで2nd(私が弾いたところ)がいちばんなんとかかんとか音が並べやすいところですが、それでも私にとっては重音の嵐(o_o) ってだけでハードル高いんです。

それと、合わせるときの拍の勘定が難しい(^^;; これはけっこう重要な問題で、なんか合わないけど誰が間違えてるのか謎とかいう事態になるとその四重奏団は消滅するわけです。

などなどいろいろあるところ、楽器の技術的にいちばん怪しいメンバー(=私)が一度この曲をやったことある(しかも、指導者つきで)というところはとても幸いしたと思います。

細かくいうと不安なところ(一人で弾いてきちんと弾けてないところ)はあったのですが、「合わせ」に関しては特に不安なかったので「さぁ楽しい音楽の時間です」という感じで本番に臨むことができて、

2ndって、1stとからんで掛け合いになったりユニゾンになったりもあるし
ヴィオラに沿って響きを支えることもあるし
チェロの深い音色に乗って合奏をすることもあるし、
ほんと、おいしいところが多いんです。特に、一楽章を弾いてる間はとてもそれぞれの音がよく聞こえて、楽しく気持ちよく弾けました。

合ったときの音色の溶け合い方は格別で、ピアノのアンサンブルとも、管のアンサンブルとも違います。

それと、ひとり1パートなので、音量のバランスに配慮することでぐっと引き立ってきたりする、立体感も魅力です。

弦楽四重奏は、アンサンブルの王様です!!

次はハイドン弦楽四重奏団(仮)とかになるかも? (メンバー同じ)



中学受験ブログのほうのランチでいただいたブローチ、この日にぴったりのクリスマス+バイオリン♪


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この本番強さをピアノにもほしい

2016年12月23日 | バイオリン
今日は、サロンエスプリで大人のクリスマス発表会でした。私はエスプリでバイオリンを習ってるわけですから、ピアノ弾くんじゃなくてバイオリンを弾くんです。

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←ちょうどよいテンポを守ることは超重要

…とはいえ、昨年はピアノ弾いたんですけどね。あんまりにもバイオリン弾いてないからってことで無理やり頼んで、ラフマの二台ピアノを弾きました。

今年さらにバイオリン弾いてないんじゃないか、という疑いは濃厚ですが(なにせ、めるちゃんが来ましたからね)、
そろそろ、バイオリン弾かないとクビになるかなーと思って今回は素直に!! バイオリンでエントリーしました。

曲目は、
バッハ ドッペル一楽章



ボロディン 弦楽四重奏第二番第一楽章、第三楽章

です。

エントリーしたときは、エントリーしたからには腹くくってちゃんと練習しよって思ってたんですけど、あれこれあれこれ(中身はブログにあるとおり)…いやほんっっとにバイオリン弾いてなかったですやっぱり…

ドッペル、地味に難しいです(-_-;;

直前に脅威の(?)追い上げを見せましたが
当たり前ですがまったくもって自信の持てる状況ではなく、
細かいところは緊張しなくても弾けてない。

さてどうしましょう。ということを考えたときに、いの一番に
絶対テンポキープするぞ、
ってそれを強く念じました。

これはどういうことかというと、バイオリン初心者の本番あるあるで、
「難しいところで速くなってコケる」
というのがあります。つまり、わりとゆったりした旋律のところと、16分音符で細かく動いてるところがあったとして、細かいところは速く弾けないから、そこを基準にこのくらいゆっくりでないと、ってテンポ決めてゆっくり弾き始めるでしょ…
それがなぜか、懸案の16分音符ゾーンに差し掛かると、焦ってどんどん巻きを入れちゃう。
いやここをゆっくり弾くためにさっきゆっくり出たのよね、というのを帳消しにしてさらに突っ込むくらい速くなっちゃう。当然弾けない。

それはもったいないからやめよう、心を強く持って絶対自分のベストテンポをキープしよう。余裕ないんだから。
それで、きーちゃんさんが最後の合わせで「どこか気になるところある?」って聞いてくれたときに
「ある!! 私が休みで譜面めくってるココ!! 16分音符が続くけどぜっったい速くしないで。きーちゃんさんよくても私死ぬから。くれぐれもよろしく」
(これを受けて、ほんとにきっちり弾いてくれました。きーちゃんさんありがと♪)

あとは、弾けないところは絶対あるので、
音程がずれても違う音を弾いても動揺しないで数え続ける
ってこれも強く念じました。

それと、難しくなくていちおう弾けてるところは、めいっぱいいい音で、めりはりもつけて、弾く!!
余裕ないところは、とにかく音を並べただけ上出来になっちゃうかもしれないけど、余裕あるところでいいカンジに弾いて、最大限お客さんにその気に(「いい感じに弾いてたわネ??」)なってもらう。まぁだましてるともいえますが弾けてるところで雰囲気をかせぐ。

練習が足りてなければもう気合しかないんで、上記のことを強く念じて弾き始めました。

すると、まぁ弾けない予定のところはやっぱり弾けませんが、なんかどの練習のときよりもうまくいって、
中川先生も、「本番強い~」(←そりゃそうだ、先週のレッスンのときよりめっちゃよかったもの)と感嘆。

あぁ…ピアノでも「こんなふうに弾けたことない」ってぐらいに本番弾けないかな~。なんかバイオリンのときとピアノのときでメンタル別人なんですけど。

このドッペルは、とてもよくできた曲で、1stも2ndも交代で前に出るし、からみがおもしろいし、ほんとに弾いてて楽しいです。こんなにがちがちに「念じて」弾いてたけどこれは緊張とは違うんです。すごく集中できてて、きーちゃんさんの音も聞けてて、合わせが楽しかった。最後、あぁ終わっちゃう、って思いました…

(とはいえ、元が元ですからたいした演奏ではありませんが。ご興味のある方は→本日のドッペル
最初にスタートしたほうが2ndのきーちゃんさんです。)

(つづく)

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聞き流し可能な音楽

2016年12月22日 | ピアノ
ホテルでのごーじゃすなアフタヌーンティーの際に、私がショパンやドビュッシーの(せっかくの)生演奏でなんか居心地の悪い思いをした話を書いたら
(参照: 「理想のアフタヌーンティー(演奏付き)はどこにある」)

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あっこさんから、「ショパンやドビュッシー」が特に、テキトーに流し聞きしにくい(流し弾きもしにくい)音楽ではないかというコメントをいただきました。
「音楽に主張がある」
確かに!! そんな気する…主張というか感情やら情景やら、何かこう…「意味」が盛られている感じね。

これがもうちょっと古めの、モーツァルトとかバッハだったら、そこまでの違和感はなかったかもしれない。

感情をのっけるということでいうと、ベト様あたりが開祖(?)なのかしらん。
モツ様も、人間の感情と無関係という感じではないけれど、もっとこう…生々しくはなくて…せいぜいあっても劇チックという気がする。

とすると、非常に大雑把にいって、時代が現代に近づくほど聞き流しにくくなるのかしらん? と一瞬思ったのですが
(具体的な選曲はたぶんバイトさんに任されてただろうけど、もしウェーベルンをガチ弾きしたとしたら、店長がすっ飛んできていっぺんでクビになりそう-笑)

次にサティのことを思い出し、サティのジムノペディとか無難な感じだなと。それどころか、まさに「家具の音楽」なんてのがあるよね。あともちろんだけど現代になって、リチャードクレーダーマンとか(クラシックとはいわないか)だったらもちろん大丈夫。吉松隆の「4つの小さな夢の歌」とかもよさそう。

というわけで、古い/新しいでは片づけられないにしても、当然時代の流れとは関係しつつ、作曲者の意図というか、その曲の役割や意味づけによってBGM向きかどうかが変わってくるのですね。

あと、あっこさんからもうひとつ教えてもらったのが「ターフェルムジーク」そのまんま、食卓で聞くための音楽。たとえばこんな→Georg Philipp Telemann (1681-1767) - Tafelmusik

試しに今朝、これをかけっぱなしにしてお弁当作ったり朝ごはんを食べたり、「流し聞き」してたんだけどなかなかいい具合でした…まぁ、食べてるのが、お弁当ののこりごはんを握った青ジソおにぎりだったりするところがテレマンもびっくり(^^;; だけれども。

「ながら」前提の音楽であっても、きれいで、それなりにめりはりもあって、ちゃんとおもしろみがある。それでいて聞き流しもできるゆるさ。テレマンさんてすごいね…

ただ、これは録音だからよいのであって、もしこれだけの人数の奏者がうちのリビングに集結して、食べてる我々のために演奏してくれてたら、恐れ多くて(爆) おにぎりも食べにくいと思います。これはもう、音楽の性質ということではなく、人としてというか、なにしろ王侯貴族じゃないからそんなシチュエーションに慣れてないもんでね。

ホテルのアフタヌーンティーだと、自分ちでないからか、個人的に知らないバイトさんだからか、お客さんがほかにも大勢いるからか、この点は別に気にならなかったけど。

来年たぶん企画する(^^;; アフタヌーンティーではもちろん、演奏してもらったあとに、演奏者といっしょに食べるようにします。だってその人がおゆき先生であれartomrくんであれ、いっしょに(同時に)食べたいよね。それであればショパンでもドビュッシーでもいいわけです(シェーンベルクとかウェーベルンとかはちょっとw)

前に、ほとんどパーフェクトなシチュエーションがあったんだけど
(参照: フランス料理とコーヒーで始まるカンタータ)
このときは、料理をサーブしてくれるプロと、演奏をしてくれるプロと、どちらもいるゴージャスな企画だったけれども、お料理をいただきながら聞くのではなくて、「いそいで」コース料理を食べちゃって、それからあらためて演奏を聞くという段取りでした。

主な理由はテーブル間の隙間のなさです。演奏中にサーブすることはほぼ不可能だったため、同時進行はできなかったんですよね。というわけで、優雅なシチュエーション(生演奏を聞きながら飲食、談笑する)はなかなかに、微妙に手が届きそうでありながら案外思ったより遠いということのようです。

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