春一番の里山へ

今日は、風が強い。台風並みの風が吹くという。そして、暖かくなって春一番になるという。

金曜日は南ちゃんの畑の日。でも、今畑仕事はあまりないし、風が強いし誰も来ないだろうと思った。

第一日曜日は、里山の下草刈りと保全活動の日。でも、明日から泊まりで大分に行くので、その活動に参加できない。

どうしょうかと思ったが、一人でも山に入る事にした。

いつもの時間に畑の小屋から下草刈り用のはさみとノコギリを持って一の森に行った。一応、小屋に「一の森にいます」の札を下げて。

２年前にタカラさんが刈払機で、下草刈りをして、その後、ピンピンと篠笹が生えて来て気になっていた。今、活動日には、こっちの方には手が回らない。

でも、仕事が忙しくて全然来れないタカラさんの為にも、綺麗にしたいなと思っていた。だから、一人活動の日にはそこを綺麗にして来た。

今日でやっと綺麗になったと自己満足。



そして、山アジサイ等を植えた所も篠笹が生えて来たので、そこも綺麗にした。山アジサイ達は、枯れ枝状態になっているので、間違えて刈ってしまわないように、気を使う。

今日は、林の中は、本当に風が強い。梢でゴーゴーと風が唸る。服も髪も下から巻き上げられるように逆立つ。



でも、気持ちがいい。乾燥した落ち葉を踏むカサカサした音も心地良いが、風が強いせいか、小鳥達の声がしないのがちょっと寂しい。

お昼には、作業を止めて、富士山の方向を見るが、薄靄に山々が霞んでいる。



小屋に道具をしまい、桜の広場からカエデの広場を通って山を下りる。

雑木林をカサコソ歩きながら、春の芽生えを探した。