art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

せめぎ合う植物たち

2014-05-13 17:59:27 | maison de campagne ~べっそう~
人間界は国境を巡って争いが絶えないけれども、
我が勝浦のセカンドハウスの庭も、
その存亡をかけた争いがあちこちで繰り広げられている。

リシマキアに取り囲まれてアップアップのスミレ。




同じくリシマキアの中のベロニカ。


同じくリシマキアの中のバラ。


上からリシマキア、下からクローバーティントワインに攻め込まれてキュッってなってる、
グリーンと赤のツートンカラーのクローバー。


上からリシマキア、左からアジュガがやってきて、でも精いっぱいガンバッてるにおいスミレ。


タイムの中で、色も近く何だか同化しそうになっているベロニカ。


だいたい犯人は決まっていて、タイム、リシマキア、グレコマ、クローバー類など。

放っておくといずれは周囲を攻められた方が負けちゃう…と思うので、
人間サマはここで救済策を講じなければなりません。
周りを刈ってやって少数民族が生き残れるように。

勝浦に通い始めたころは、地面の土が見えなくなるくらい、
いろいろな花やハーブ、グラウンドカバーになる植物を植えよう!!
と張り切っていて、実際そうなってきたのだけど、
弱肉強食は植物界にもしっかり存在していて、
もうあまり殖えてほしくない屈強なヤツがどんどんはびこる現実。

そうするといつの間にか気付かないうちに消え失せるものもあり、
あるいは、すぐ側の新たな小さな芽生えに気付かなかったりもするので、
気付いたらすぐに救済してやらなくては…と思う、いつもこの時期に。

さて、今回の問題はジャガイモの病気。

豊かに茂ってきたかに見えるジャガイモの葉。
しかしところどころ日焼けしたように黒っぽくなっている。
去年はほんの少しのジャガイモだったので病気にはご縁がなく。
今年はたくさんの種イモを植えたので病気も蔓延する。

こんな時は、野菜作りの師匠、草刈りM氏@山形弁さんに訊くしかないな。
早速訪れてみると…いたいた畑でお仕事中。
M氏のジャガイモも同じようになっているぞ。

『ダコニールを撒けばいいんだよぉ~』と教えてくれた。
ついでにまたおしゃべりして、
畑に残っているラディッシュチビ人参、水菜をいただきました。
どうもありがとう!!

オットが早速買いに行き、日曜日に散布することにする。

ついでにキウイの苗木も買ってきた。




去年見事に咲いたキウイの花。
しかしこれはぜ~んぶオスだったみたい<草刈りM氏@山形弁さん
木や葉っぱだけではさすがの村人たちもオスメスの判別付かず。
花で判るようだ。
なのでお姫さまを買ってきたのだった。
大事に育てて、今年は無理でも来年は結実しますように!!

夕飯は。
カサゴのアクアパッツァ風ハーブ添え
アスパラとエリンギソテー
豆ごはん 


サラダ…庭のリーフをたくさん使って
ワインはメルシャンのももいろメルロー


クレマチスが一輪だけ咲いた。


シランが鮮やかな濃いピンクの花。


ユーフォルビアは目玉のような花。


モッコウバラのアーチは白も咲き始めた。

とてもきれいなのだけど、このアンバランス~
花が終わったら黄色の方を刈ってやろう。


モッコウバラの黄色は何とも言えないクリームがかったやわらかい黄色。






ハーブガーデンではタイムの花が咲き始めた。ピンクのかわいい花。


こぼれ種で出てきたカモミール。


ナスタチウムはますます巨大に。


セージには花のつぼみがたくさん。
セージはわたしの好きなハーブのひとつ。


クローバーティントワインも可愛らしい花が。




そらまめの形のビーンズ花壇ではこのアカンサスが立派に育ってきた。

花芽も大きくて立派。


キャットミントも咲き始めました。


先週植えた、ピンク花のウツギ。可愛いです。


ウグイスやホトトギスが鳴き、蝶が舞い始めた。
ハーブガーデンではミントの香りが清々しく漂い、
フェンネルのエキゾチックな香りが鼻腔をくすぐる。
来月になると、昼間は一歩も外に出たくなくなりそう。
今のうちに五感で外仕事も楽しもうと思う。

そして日曜日は母の日。
黄モッコウ、オオデマリ、ミヤコワスレを摘んで義母へプレゼント。
義母はミヤコワスレがとても好きなので、大層喜んでくれた。
わたしも嬉しくなった。


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