「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

        国際結婚 狭くなった世界

2008-02-12 06:46:10 | Weblog
孫の通っている東京の区立小学校のクラス27人中”フィリピン人”が二人、隣の
組には”タイ人”が一人いるそうだ。子供のことだから国籍やこまかい家族関係
はわからないが、ここ10年ぐらい、東京でも外国人と結婚しているカップルがめだ
って増えてきた感じだ。首都圏ではインドネシア人女性と結婚した人たちが集まっ
てPIIJ(日本ーインドネシア家族の会)を作り、お互いの絆を深めている。

米国の民主党大統領候補、バラク・オバマ氏が子供の頃、インドネシアの小学校
に通っていた、と現地の日本語新聞「じゃかるた新聞」が伝え、オバマ氏が通学し
ていた学校の写真と当時のオバマ氏の家族の集合写真を掲載している。オバマ
氏のHPによると、彼は1961年、ハワイ大學に留学中のケニヤ・ルオ族出身の父
親とスウェーデン系女性との間に生まれたが、まもなく両親が離婚、インドネシア人
と再婚した母親に連れられて6歳から4年間、ジャカルタで生活している。

戦前、日本では国際結婚はほとんどなかった。結婚どころか外国人の姿はホテル
でも行かない限り見られなかった。僕が黒人を始めてみたのは戦後進駐軍として
やってきた兵士である。ところが、今や東京の地下鉄にのると、一車両に一人や
二人”外人”を見かけるようになった。時代は変わってきた。

「黒い米国もない。白い米国もない。中南米の米国もない。アメリカ合衆国のみであ
る」ー(オバマ氏の民主党大会の演説)。改めてオバマ氏の生い立ちを知り、演説
に実感があった。世界は狭くなっている。