「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

大谷選手の活躍とS.Fシールズ来日の時代の日本の野球

2018-05-08 05:37:44 | 2012・1・1
昨日、早朝5時から起きだしてNHK.BSテレビの生放送で、ロサンゼルス.エンゼルスの大谷翔平投手がイチロー選手が所属するシャートル.マリナーズを相手に6回3分の1力投、1か月ぶりに勝利した試合を見た。イチローが事実上選手として引退したため、二人の直接対決はなかったが、大谷の”二刀流ぶり”を見るだけで朝起き鳥の価値はあった。加齢のためか最近あまり日本のテレビの野球放送にも昔のように最後まで夢中にならなくなったし、日本選手の大リーグでの活躍にも関心がなくなったが、大谷選手は一味違う。

僕はプロ野球が職業野球と呼ばれ、”中河のタコ足”や”山田のヘソ伝”が活躍した時代からのオールドファンだ。とくに戦後復活した当時、川上の赤バット、大下の青バットの頃、後楽園球場に通ったものだ。その時代の昭和24年10月、連合軍マッカーサー連合軍司令長官の招待で海の向こうから本場、大リーグのS.F(サンフランシスコ)シールズがやってきた。大リーぐといっても、傘下の3Aのチームだったが、日本代表チームは7戦して1勝でなかった。それほど当時の日米間の力の差はあったのであろう。

SFシールズ来日から69年の月日が経ち、今では現役の大リグ選手が9人もいる。日本人の大リーグ選手第一号選手は1964年ー65年の村上雅則投手(SFジャイアンツ)だが、調べてみると、この半世紀に50人を超す大リーガーが誕生している。しかし、大リーグで名を成したのはイチロー、松井秀樹、野茂英雄選手などあまり数は多くない。大谷選手はまだ23歳と歳が若い。このまま成長すれば、メジャーでも大選手になることは間違いない。楽しみだ。