「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

昭和30年台の政治家 自民党の73歳定年制

2021-08-27 07:47:27 | 2012・1・1
自民党の総裁選挙は9月29日、どうやら菅義偉総理と岸田文雄前政調会会長を軸に行われるようだ。昨日パラリンピックのテレビ中継をみていたら、岸田氏の出馬表明の記者会見が流れてきた。その中で岸田氏が、総裁就任後も73歳定年制は堅持すると語ったのが気になった。小泉純一郎内閣の頃、中曽根康弘元総理への対抗として比例区での推薦を取りやめた。

今また73歳定年制なのか。自民党執行部は二階俊宏幹事長、政府部内にも麻生副総理など80歳台の政治家がおり、菅義偉総理も昭和23年12月生まれで、誕生日が来ると73歳である。これに対して岸田文雄氏は昭和32年7月生まれである。若いと思っていた安倍晋三前総理は29年生まれであるから、総理となれば初めての昭和30年台である。私事だが、31年生まれの長子より若い。

ちなみ に世界各国首脳の誕生年を昭和の年号に直すと,ハイデン米大統領昭和17年、マケロン仏大統領52年、親子ほどの差がある。中国の習近平、韓国の文在寅、二人とも28年である。昨年まで首相だったマレーシアのマはテイ₋-ル氏は昭和ではなくて大正うまれ94歳まで現職であった。