「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

髪置 袴着 80年前 僕の七五三

2021-11-14 08:37:02 | 2012・1・1
11月15日は子供の成長を願う七五三のお祝いだが、今年は前日が日曜日なので今日、神社、仏閣に詣でする家が多いようだ。東京首都圏は好天に恵まれたが、在宅介護、外出できない身には七五三は実感できない。古いアルバムを持ち出して80年前のあの頃を追憶してみた。
写真は筆者が3歳のとき昭和8年11月15日、数えで3歳「髪置」のお祝いの際、両親が近所の写真スタジオで撮ってくれたものだ。もとよりその記憶はないが、当時の七五三のお祝いは子供ながら鮮明に覚えている。男の子は3歳の「髪置」と5歳の「袴着」のお祝いで女の子は3歳の「髪置」と7歳の「帯解」の祝いで”いちょうら”の晴れ着に着飾って神社仏閣に参拝したた後、千歳飴㋨紙袋を下げて親類、近所へお礼の挨拶回りした。
東京では秋深まり、街路樹が色づき始める頃の風物詩であったが、コロナ禍もあって今年はどうであろうか。外出した家人から後から話を聞くが、我が家の一人きりの曽孫はまだ5か月で3年先だ。

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