毎度のことであるが、民主党は、全く油断も隙もないったら!と思って調べたが、よくわからない。
民主党のホームページから、2004年の憲法提言中間報告に「国家主権移譲」「主権の共有」というのが書いてある。
「国家主権移譲」というのは<沖縄>のことなのか、
一国二制度・・・沖縄を中国における香港のように?それとも菅総理が以前言った「沖縄の独立」か?
実際に沖縄には「琉球」として独立しようとする団体もある。
そして<アジアとの共生>?
それには外国人参政権、3000万人ステイ、1000万人移民を推進させ、学校では中国語と英語を学ぶ。
北朝鮮から帰国した拉致被害者を「すぐに返せ」と言った現・岡田外務大臣、拉致犯シンガンスの釈放に「よくわからなかった」と言っているが、実際に釈放に署名した菅総理、千葉法相、など。
また、「一国二制度」を橋下知事も言いだした。大阪を香港のように特別地区に、だなんて。
これは「道州制」推進にも言える。
態度のでかい橋下は以前から嫌だったが、彼の思想というのはブレが多い。
橋下の「新党維新」はうさんくさい感じがする。
参加している府議も、橋下の名を「当選」のために利用しているような気がしてならない。
平沼氏は「道州制」について次のように語っている。
・・・各自治体が地域それぞれの実情に合った政策を実施するのは重要なことであり、そのためには国からある程度の執行権限や予算の委譲を受ける「地方分権」は進めなければならない。
しかし、組織を根本的に変える道州制と、政策を実施する母体を変える地方分権とは全く意味が異なるものである。
道州制には、国をバラバラにしてしまう道筋をつけてしまう恐れがあるのだ。
また民主党は「東アジア共同体」構想まで掲げている。
中国は、共産党と軍と人民、さらに中央と地方という各種の力が存在するように、決して一枚岩でなく、微妙なバランスの上に成り立っている国である。
50を超す多民族国家であり、周辺諸国との軋轢や周辺地域への飛び火という問題を含め、非常に危険な要素を抱えているのだ。
今は高い経済成長を達成することで人民の不満をある程度解消もしているが、もし、そのバランスが崩れた時はどうなるのか。それに対し、中国政府はどのような行動を取るか・・・今後、中国が抱える構造的な不安定要因と、バブル崩壊などのシナリオが重なれば、中国はあらゆる手段を講じてくる恐れがある。(以上平沼赳夫著『今、日本が危ない、たちあがれ日本』講談社)