1971年 フランコ・コレッリ東京ライヴ comm'e bella'a muntagna stan notte

Franco Corelli in "Tu ca nun chiagne" by Ernesto De Curtis
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コレッリが初来日、子供だったけど、どうしても聴きたくて徹夜で並んでキップを買った。
デル・モナコの次の世代の名テノールだった。
ピアノ伴奏は三浦洋一氏、日本を代表するピアニストであったが、コレッリは奔放に歌い、三浦氏はドキドキしただろう、楽譜に忠実というより、奔放なのだ。

コレッリは当時５０歳を超えていたが、世界的な名声を得てもステージに対する恐怖感は彼の引退を早めたように思う。
コレッリは数年前に８０代で亡くなった。

この後の「３大テノール」といわれたパヴァロッティ、カレーラス、ドミンゴなど、どう逆立ちしてもかなわないほどの名歌手だった。