Heifetz - Scherzo tarantelle - Wieniawsky ハイフェッツです♪

Heifetz - Scherzo tarantelle - Wieniawsky


ヴァイオリンというと切なく美しく・・・と思われるかも知れませんが、このハイフェッツは実にたくましい弾き手でした。

豪快でヒロイック、そして洗練された最高の名ヴァイオリニストでした。
ハイフェッツはピアノのルービンスタイン、チェロのピアティゴルスキーとトリオを組み、「世界最高のトリオ」と絶賛されました。

３人とも最高峰のソリストであり、ここではハイフェッツの「スケルツオ　タランテッレ」（ヴィニャフスキー作曲）をお聴きください。
実にたくましく堂々たる演奏、今でもこれほどの名手はいないでしょう。

関東大地震の時、日比谷音楽堂の廃墟の中に、ハイフェッツはチャリティーコンサートを開き、人々を慰めました。
その時の感動たるや、生涯忘れることはないと人々は勇気付けられたそうです。

ピアティゴルスキー、再び！ サンサーンス「白鳥」

Gregor "Grisha" Piatigorsky - Swan


２０世紀前半を代表する名チェリスト、ピアティゴルスキーの「白鳥」です。
映画に出演したときの場面と思われます。
当時はテレビも広まっていなかったので「カーネギーホール」など、音楽映画が人気でした。
渋いドイツ音楽を得意としたカザルスが有名ですが、もう一方の雄、ピアティゴルスキーの旋律の歌わせ方は素晴らしいですね。

音楽のティータイムです。
ところで、「円卓のチェリスト」、マダム・フルールこと、はな様のチェロは２０世紀初頭のフランス製、ぜひ聴きたいものです。


☆青山繁晴さんの「アンカー」は動画がアップされ次第、拙ブログに載せます。