子供時代からの親友、パンダ夫人が電話をかけてきた。
「ところでどうだった?デモに行ったのでしょ?ブログ更新していないからどうしたのかって気になったのよ」「・・・」「どうしたん?」
仕方ないから白状した。
ここでパンダ夫人の一瞬驚いたような沈黙のあと、強烈な高笑いへと変わった。
「わははは!!そんな恥ずかしい!
あんたここは地元やで!子供の時からふらついていた地元や!
そこを迷子に?わはは、笑いが止まらんわ、情けないわ!ルミナリエの旅行者に道をきいた?半泣きで走った?きくだけでおかしいし、恥ずかしいわ!
あんた、勇んで行ったんでしょ?それがそのザマ? わははは!神戸はな、北が山や、南が海や!こんなわかりやすい街はないねんで!
あんたイタリアも行ったんやろ?
それで神戸で迷子か? 京都や大阪と違うねんで! いったいどうやって迷子になるんや!
民主党打倒とかいろいろ言ってたけど、このザマか!ハハハ!
私も方向音痴やけど、それはないわ!
上には上がおるなあ・・・今日、夕食の時に家族に言って大笑いしたろ!」
とまあ、こんな電話だった。
おもしろくて3回も電話してきた。笑いすぎて発音が不明瞭だった。(そんなに面白いか!)
「roserobe様のブログを読んだところや! みなさん、いいかたばかりやな、やさしいなあ、それで君が代歌ったん?
まともにあの声だしたんか、うわ~」
私がかぶっていたピンクの帽子(金髪の巻毛がぬいつけてあって、おさげ髪のような感じになる帽子)も、彼女は以前から大笑いで、「あの帽子、ギャハハ、あれ、かぶっていったん? 変装のつもりか! こんな愉快なことないわ!面白くてたまらんわ」
心から楽しんでいるようだった・・・私は憤慨した。しかしそれがよけいに彼女の大笑いを誘ったようだ。
この話は明日中にでも広がりそうだ。
せっかく音楽を聴いて気分を晴らそうとしていたのに、情け容赦ないパンダ夫人の高笑いに力なくこたえている私だった。