ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

12月27日・臨時記者会見

2010年12月27日 | お知らせ
12月27日・臨時記者会見


平沼さんを信じてよかった、と心から思った。
ある有名ブログも「平沼氏は保守か?」などというひどい記事もあり、マスコミなどは有権者の気持ちをさんざん煽った。
でも冷静に「たちあがれ日本」を支持できたのは、漂泊の旅人さま(この方は一点の曇りもなかった)やroserobeさまの強い信念に打たれたからで、私もそれに心から納得できたこと、そして民主党はこの件で失笑をかっている。
ゼロ%の支持率でも、まだ権力の座にしがみつくであろう。
恥を知らぬ与党である。

私は「漂泊の旅人」様のご決断を信じて、不動の気持ちで平沼氏を信じることができた。
また「大連立」についての文も素晴らしいので、転載させて頂くことにした。



暗闇のフィクサーがもくろむ大連立など笑止千万だ!!

そんなことを受け入れていたら、早晩自民党は壊滅するだろう。




谷垣氏は、大連立について「菅内閣の総辞職だけでは足りない。衆院解散、リセットが必要だ。マニフェストにもけじめをつけないとダメだ」とハードルを上げるが、党内には大連立構想を支持する声は少なくない。石破茂政調会長も「脱小沢の民主党と自民党が組むのはあり得ない話ではない」と含みを残すが


・・・果たしてそうだろうか?民主に疑問符を持つのはなにも小沢だけの問題ではないことは明らかだ。

石破氏は小沢無き民主党などとるに足らないものと思っているのだろうが国民目線ではそうはいかない。

国民は民主そのものを嫌悪しているのだ。しかも、自民党への支持も決して積極的なものではない。

野合で自民党が思うままにできるはずもない。次回の選挙で洗礼を受けることになることを覚悟しなければならないだろう。
  

☆「国民は民主そのものを嫌悪しているのだ」一言でズバッとお書きになる、この方のご判断や決断は青天そのもの!!
(黒字のところは新聞記事を引用)



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ヴェルディ「シモン・ボッカネグラ」~和解(カップッチッリ、ギャウロフ)

2010年12月27日 | オペラ
Cappuccilli, Ghiaurov- S. Boccanegra- Piango perche mi parla


「いぶし銀」のカップッチッリと「雷鳴の声」のギャウロフ、第一人者が声の饗宴だけでなく、ドラマとしての深さと情で聴衆を泣かせた。
一生忘れられない名演である。

海賊出身でジェノバの総督シモンは、仇敵の名門貴族(今は没落)のフィエスコと再会する。
フィエスコはシモンの前に突如現れ、強い非難の言葉を投げつけるが、シモンは売国奴に毒を盛られ、苦しい息で娘がフィエスコの孫であることを告げる。
昔、誇り高い貴族のフィエスコは海賊出身のシモンを娘の相手として拒否し、娘は子供を産んで亡くなった。
それも恨みのひとつであった。しかし子供は行方不明、シモンはふとしたことから実の娘と再会していたが。
(フィエスコはシモンの総督としての善政を、憎みながらも認めていた。
全くシモンを憎んでいたわけではない・・・)

それをきいて泣くフィエスコ、tu piangi?「貴方は泣いているのか?」とシモンは問う。フィエスコは「泣いているとも、君の声は神の声だからだ」と涙を流す。
フィエスコとシモンの長い憎悪と争いが、美しいメロディーで溶けていくが、すでにシモンには毒が回っていた・・・。


☆シモンとフィエスコ、どちらも実在の人物である。
世界最高峰のバス歌手ニコライ・ギャウロフのフィエスコ、バリトンのピエロ・カップッチッリのシモンは、もはや望み得ない名演。
コメント (2)
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カップッチッリが歌うヴェルディ「シモン・ボッカネグラ」~平民よ、貴族よ!

2010年12月27日 | オペラ
P. Cappuccilli as Simon Boccanegra "Plebe, patrizi, popolo!"


カップッチッリが最も得意とした「シモン・ボッカネグラ」、ジェノバの総督シモンは、海賊だったが、選挙で総督に選ばれ、民衆の支持も高かった。
しかし、売国奴により、ジェノバは平民・貴族のふたつに分かれて争う。総督シモンは「平民よ、貴族よ!」と呼びかけ、アベルとカインのように兄弟殺しをするのか、と戒め、人々はシモンの演説に感動する。合唱もすばらしい。
1975年、スカラ座での名演。
シモンの娘にソプラノのフレーニ、他にバスのギャウロフ、テノールのルケッティなど豪華メンバーだった。
コメント (2)
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