ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

マリオ・デル・モナコが歌う「ある日青空を眺めて」(オペラ「アンドレア・シェニエ」より)

2010年12月06日 | オペラ
Mario del Monaco "Colpito...Un di al azzurro" A. Chenier


1961年に、マリオ・デル・モナコが来日し、ジョルダーノ作曲「アンドレア・シェニエ」を日本初演した。
当時、世界最高のテノール、デル・モナコと、ソプラノのテバルディが共演するというので話題になった。
テバルディは女性ながら横綱大鵬と同じくらいの体格、デル・モナコは小柄であるが恐るべき声量の持ち主。

詩人シェニエは、若い貴族たち(伯爵令嬢マッダレーナが中心)に即興詩を要求されるが断る、そこでマッダレーナが、シェニエが即興詩を作るかどうか、賭けようと言い、シェニエに「詩は気まぐれで恋のようなもの」と断る。
マッダレーナたち若い貴族は、その答えに吹き出し、嘲笑する。シェニエは悲しみ、即興詩を披露する。
実在の詩人、アンドレア・シェ二エの詩を歌にしたもの。皆様にはぜひ、次の文を呼んで頂きたく、同時に動画の音楽をお楽しみください。



朝鮮半島有事    漂泊の旅人(イザ・ブログ)

韓国の意趣返し…と見られても仕方ないでしょう。

米韓演習、日米軍事演習と北朝鮮近辺を舞台にした軍事演習が続く中、さらに刺激するかのように韓国軍の射撃訓練とくれば・・・本格的な戦争への序章にもなりかねない。



戦争ってこんなことではじまっていくのでしょうか?お互いの立場を取り繕うあまりだんだん深みにはまっていくわけだ。

それは全く国民が関知するところではなく、単に権力者がその力を持続するためにでしかないことに起因する。

金正日は脳梗塞で健康を害し、後継選びを急がなければならない状況にあった。

先軍政治をその政権の柱にした以上、金は後継者は軍隊ににらみを利かせることができる人物でないと思った。

そこで、軍事的能力を持つ人物を後継者にしようとしたのだろう。彼の息子の中で白羽の矢が立ったのが三男の正雲だった。

長男はすでにマスコミに注目されカリスマ性はなかったし、二男は病気がちとの情報があったし、三男しか残っていなかったわけだ。

しかし、正雲は後継者としてはあまりに若く経験もなかった。

脳梗塞で左手が不自由となった正日は砲術の名手として正雲を早急に売り出さなければならなかった。ということでの今回の砲撃だったことが、明らかになってきたわけだ。


一方の韓国では突然の砲撃を受けて初動の対応にミソをつけた。国防相は即刻辞任させられた。

そして、状況が明らかになるにつれ、ますます明博内閣は対応が困難になってきた。

このままで放置すると明博内閣の存続さえも困難になってくることともなりかねない。しかも、明博は強い韓国を見せなければならないにもかかわらず、自慢の自走砲K‐9はことごとく目標を外していたことが分かり、ますます立場が危うくなってきた。というのが現状だろう。

この危うい立場に楔を打ち込むため、力を鼓舞する射撃訓練をやることにした・・・即ち明博政権の延命のための射撃訓練であり、危ない橋をあえて渡ろうとしているのである。



同一民族なのに…



しかし、このような政治の対立の狭間で悲しみにくれるのは常に国民だ。

何年か前、厳しい冬の寒さの中でごみをあさっていた北朝鮮のストリートチルドレンを放送していたテレビ画像を忘れることができません。

戦争はあのようなストリートチルドレンをまた、多く生み出すことになるのに・・・・

温かい家と食べ物に囲まれた権力者たちが戦争を起こしていくのだ。

今年もまた、冬があの子供たちに試練を与えているのだろうか?

☆保守で国士の漂泊の旅人さまは、我が国のアンドレア・シェニエであり、杜甫でもあります。
このような良い文を皆様に是非と思います。

コメント (2)
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