Chopin - Polonaise N.6 Op.53 (Rubinstein)
多分、ルービンスタイン最晩年のコンサートだろう、ミスタッチはいたるところにある。でも、それが気にならない、音楽が素晴らしい、ショパンの精神を堂々と弾いているから、骨太の音楽の神髄を聴かせるから・・・。
指揮者の岩城宏之さんは、いつもゆったりと構え、笑っているルービンスタインに「いったいいつピアノ練習するんですか」ときいたら、「ステージの上でだよ」・・・「えっ!」「次のコンサートの練習を兼ねて弾いているんだ」という恐ろしい返答にひっくりかえりそうになった、と書いていた。
これが巨匠の巨匠たる音楽だ、何とおおらかな・・・。
祖国ポーランドを追われ、亡命し、その華麗な演奏になんというスケールの大きな輝かしいショパン、英雄とは?といえばこの演奏ではないだろうか。
最晩年により「直感力」にすぐれたあのホロヴィッツを圧倒した演奏を繰り広げたのだ。
苦しい今こそショパンの「英雄」を!
多分、ルービンスタイン最晩年のコンサートだろう、ミスタッチはいたるところにある。でも、それが気にならない、音楽が素晴らしい、ショパンの精神を堂々と弾いているから、骨太の音楽の神髄を聴かせるから・・・。
指揮者の岩城宏之さんは、いつもゆったりと構え、笑っているルービンスタインに「いったいいつピアノ練習するんですか」ときいたら、「ステージの上でだよ」・・・「えっ!」「次のコンサートの練習を兼ねて弾いているんだ」という恐ろしい返答にひっくりかえりそうになった、と書いていた。
これが巨匠の巨匠たる音楽だ、何とおおらかな・・・。
祖国ポーランドを追われ、亡命し、その華麗な演奏になんというスケールの大きな輝かしいショパン、英雄とは?といえばこの演奏ではないだろうか。
最晩年により「直感力」にすぐれたあのホロヴィッツを圧倒した演奏を繰り広げたのだ。
苦しい今こそショパンの「英雄」を!