★ とうとうここまでするのか・・・。
『自民党が移民に関する議論開始、3月中旬に特命委=木村参院議員
http://jp.reuters.com/article/ldp-kimura-idJPKCN0W50BK
自民党は、3月中旬に「労働力の確保に関する特命委員会」を立ち上げ、移民を含めた労働力としての外国人の受け入れに関する議論を開始する。特命委の委員長となる木村義雄参院議員が3日、ロイターに明らかにした。
同委では4月中に提言をまとめ、政府に提出する。木村氏が委員長を務め、顧問に野田毅氏、村上誠一郎氏、逢沢一郎氏などを迎える。
特命委の目的について、木村氏は「50年来のタブーを破って、外国人の労働力としての受け入れに関する議論に踏み込む」と述べた。
人口減少に伴う労働力人口の減少が予想され、「成長を確保するには、(外国人労働者を受け入れ)労働力を増やしていく以外に方法はない」とし、このタイミングでの特命委発足について「背に腹は代えられない」状況にあるからだと述べた。
ただ、党内では外国人労働力の受け入れに反対する声も根強くもあるため、その是非を含めて議論する。
また、提言をまとめるのは7月に予想される参院選挙前となるため、「移民」という言葉を盛り込むことは難しい、と木村氏は述べた。(後略)』
ね?
「成長を確保するには、(外国人労働者を受け入れ)労働力を増やしていく以外に方法はない」
木村議員は資本主義の基本すら知らず、産業革命前の「頭」なのです。このレベルなのですよ。
しかも、根本から間違った政策を、
「50年来のタブーを破って、外国人の労働力としての受け入れに関する議論に踏み込む」
などと、やたら勇ましく、格好つけた宣言と共に推し進める。繰り返しますが、我が国の政治家は「このレベル」なのです。
経済成長率を抑制し、国民の実質賃金を引き下げ、貧困化へと導く路線を、根本から間違ったレトリックに基づき突き進む。国家とは、このように亡国に至るのです。
労働力の確保に関する特命委員会は、「亡国の特命委員会」なのです。(以上、三橋貴明氏のメールマガジンより)
★ 大半のおバカ野党、そしてその売国政策をすすめることで与党自民党は党内で「日韓合意」「世界遺産」「安倍談話」でも自由な議論が許されていたか?
会談の一歩一歩というよりも数段とびで売国への道を強引に進む。
ビットコインというのも「世界通貨」でしょう。
安倍に白紙委任は国民の誰もしていない。
もともと「日本を取り戻す」という詐欺にひっかかったのでしょう。左派より怖い実態、これで日本はどうなるか。
言語に絶する・・・。
★ 佐藤健志氏のエントリから転載させて頂きます。
昨日の記事
「安倍総理の悔やみごと、または現実が見えない保守」では
総理が今になって
「消費税を8%に引き上げたら景気が冷え込んだ。
上げなければ、税収は今頃もっと増えていただろう」と、
半ば悔やむように語っているという話を取り上げました。
・・・なんか、今の今まで
誰もそのことについて進言してくれなかったかのごとくですね。
ただし、仮にそうだったとしても、
政治は結果がすべて(©安倍総理)である以上、
政府のトップとしての責任はまぬかれません。
総理自身、昨年の米議会演説「希望の同盟へ」ではこう語りましたからね。
History is harsh. What is done can not be undone.
(歴史は厳しい。起きてしまったことは取り消せない)
さよう、
(税率を)上げなければとおっしゃいますが
国の舵取りにタラレバはないのです。
が、それは脇に置きましょう。
ならば、これから総理は何をすべきか?
昨日の記事では
まずは消費税を5%に戻す
(税率を上げたせいで税収が落ちた以上、8%据え置きは不可!)
ことを提案したわけですが、
おなじみ平松禎史さんは、
ご自身のブログ「Tempo rubato」で
財政出動による緊縮路線解消を提案しつつ
こう述べています。
しかし…
・・・考えてみましょう。
安倍政権の全体の政策や憲法観など
(要するに国家観のなさ)を見るにつけ、
小手先の修正なんかしないで
このままグダグダになって選挙で負けて、
ネジレて、決められない政治になったほうが、
今の日本にとってはなんぼか良い状況だと言えませんか?
現状維持を望んでるのではありません。
いま以上に悪くなるのを阻止するのです。
原文をご覧になりたい方はこちら。
http://ameblo.jp/tadashi-hiramatz/entry-12133555918.html
ここで思い出されるのが
「2001年宇宙の旅」などで知られる巨匠
スタンリー・キューブリック監督について
作家・脚本家のフレデリック・ラファエルが語ったコメント。
キューブリック監督と言えば
映画を1本つくるのに恐ろしく時間をかけた人。
つまりは決定を下すのも遅かったのですが
遺作となった「アイズ・ワイド・シャット」のシナリオを担当したラファエルは
打ち合わせの席における監督の態度についてこう述べました。
キューブリックは優柔不断に振る舞っていたわけではない。
「今は決定を下すべき時ではない」と判断していたのだ。
この二つはまったく違うことだ。
いわゆる「決められない政治」についても
同じことが言えないでしょうか?
わが国では普通、
これは「優柔不断な政治」という意味で
否定的に用いられます。
しかしですな、
何でもかんでも、とにかくさっさと決めればいい
というのは本当か。
ろくでもない決断をどんどん下す政治よりは
「今は決定を下すべき時ではない」と見極めて
慎重に振る舞う政治のほうが、ずっと賢明でしょう。
というか、それこそが保守主義の本質。
エドマンド・バークが「新訳 フランス革命の省察」で喝破したとおり、
重大な決断を迫られたときほど、
臆病なぐらい慎重であるほうが良いのです。
それどころか、
たんに優柔不断なせいで決断が下せない政治すら
ろくでもない決断をどんどん下す政治よりはマシでしょう。
現在の政治が
ろくでもない決断をどんどん下す状態に陥っているとすれば、
ひとまず必要なのは
賢明さゆえか、優柔不断さゆえかはともかく
決断を容易に下さない(ないし下せない)状態にすること。
これは間違いなくステップアップなのです!
安倍総理の名言ではありませんが
History is harsh. What is done can not be undone なんですからね。
ちなみに「希望の同盟へ」演説については、
戦後脱却で、日本は「右傾化」して属国化する
で詳しく論じました。
あの演説、
いわゆる保守派の間では概して好評でしたが
じつはかなりとんでもない内容なのですよ。
ではでは♬(^_^)♬
http://kenjisato1966.com/%e6%b1%ba%e3%82%81%e3%82%89%e3%82%8c%e3%81%aa%e3%81%84%e6%94%bf%e6%b2%bb%e3%81%ae%e3%83%a1%e3%83%aa%e3%83%83%e3%83%88/#comment-3620
・・・佐藤先生のサイト
★ 佐藤氏の「右傾化」して属国化する、の「右傾化」にカッコをしている意味、わかります。
また平松氏の痛快なコメントも・・・
おそらく自民党は自信を失っていて、安倍首相だから高支持率が維持できてると考えているんでしょう。
「安倍の他に誰がいる?病」ですね。
志のある議員はいるんでしょう。
興味が無いのでよく知りませんが党内力学も影響しているんでしょうね。
組織としておかしくなっているのに自信のなさが蔓延していて出てこれない。
民主党も似たようなものですが。
もう安倍政権のメッキは剥がれているので国民が思い切って引っぺがす時ですね。それに応えられる政治家がいるかどうかです。
★ それに応えられる政治家はいます。ただ組織がない、崩壊させられた・・・、しかし支持するのみです。次回は「三宅博」~天衣無縫シリーズ~の予定です。
ブログのティールーム
シューベルトの歌曲、「糸を紡ぐグレートヒェン」
クリスタ・ルートヴィヒの歌唱
Christa Ludwig; "Gretchen am Spinnrade"; F. Schubert
ピアノのくるくる回る音型は「糸車の音」と「迷う心」、
そして乙女グレートヒェンは、ファウストの真の姿を見破ることができず苦しむ。
グレートヒェンは安倍を盲信する人たち、ピアノの音型は迷う日本の安倍ルーピー支持者だけでなく支持してきた国民。
ゲーテの「ファウスト」を読んで、シューベルトはイッキにこの曲を書き上げたのです。
善意だが無知のグレートヒェン、翻弄するファウスト、(ファウストを操る悪魔のメフィストフェーレ・・・)
シューベルトは天才ですね。ゲーテは偉大です。