★ チャンネル桜のコメント欄では叩かれ続けている西田昌司氏、あの「ヘイトスピーチ法案」が原因か。
自民党所属の議員は「沈黙」させられているのか。何の役にも立たない。
今回の動画は西田昌司氏がハッキリ意見を述べている。
辛淑玉VS西田昌司 米大統領令SDN発令間近!私はバカ野郎といいたい!
それにしても「辛淑玉」って、あちこちでお騒がせのようですね。
言っていることがメチャクチャ、私たちは毅然たる態度をとらねばならない。
★ 最近、政治はどこでどうなっているのかわかりにくい。
いいえ、本当は察しがつくのだけれど・・・。こんなのでいいのか、と悩む。
明日は「竹島の日」である。政府関係者はどれほど出るのか?
ブログのティールーム
本日はヴェルディ「トロヴァトーレ」です。中世アラゴン(現スペイン)のルーナ伯爵は先代伯爵の時にまだ赤ん坊だった自分の弟が異民族の女にさらわれ、行方不明になったことで今も探している。
(昔、その女の母親は魔女とされて火あぶりの刑になった・・・)
ある日、ジ〇シーの老婆が捕えられた。道に迷った、と弁解していたが老臣のフェランドが「昔、幼い若君をさらった女だ」と見破る。
この物語は複雑な背景があるが、ここでは省略。
それにしても「ヴェルディ歌手」として世界中で尊敬された二人の名歌手、
フィオレンツア・コッソットのアズチェーナとピエロ・カップッチッリのルーナ伯爵、という空前絶後のキャスティング、指揮はカラヤン。
また老臣フェランドにヴァーグナーなどを得意とする主役級の名歌手であるホセ・ファン・ダムを配置するという信じられない贅沢さ、もうこのような演奏はないでしょう。
Fiorenza Cossotto - Giorni poveri vivea 'Il Trovatore'
・・・特に4分30秒からのコッソットが歌うストレッタ(たたみこむように歌う)など、激情の表現は圧倒される。
伯爵に「怖れよ!」と一歩も引かず激しく歌うのはコッソットのような豊麗な声と気迫ある名歌手にして最高。
コッソットは「雌獅子」とその激しい気性で音楽界で恐れられたが、常に「最高の歌唱」をめざし、あのマリア・カラスとの共演でも一切手加減せず、圧倒した。
またルーナ伯爵もこの異民族の女が昔、自分の弟をさらったことで、絶対に許せぬ怒りがある。
これもカップッチッリのヴェルディ歌いとして第一人者の気品と端正な歌唱でルーナ伯爵の怒りを歌い、コッソットとの一騎打ちに聴衆を酔わせる。カラヤン指揮の名門オーケストラはそれを全面的に受けて輝かしいヴェルディとした。
「美術」や「漢詩・文学」に詳しい文学部出身の才女で、ちょっとした美人の昔からの友人に「あの綺麗だったピアニストのアルゲリッチも、今はすっかり老いてまるでアズチェーナよ」と言うと、その友人は笑って「あの~、私、アズチェーナが好きなんですけれど」って。
女性の名歌手が美人役だけでなく、このような汚れ役を歌うのは芸の極みだと思う。