ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

【クライン孝子氏】欧米の安全保障会議、国会に足を取られる日本の外交[、他にドニゼッティ「人知れぬ涙」

2017年02月26日 | 政治

【言いたい放談】欧米の安全保障会議、国会に足を取られる日本の外交[桜H29/2/23]


アメリカの政治って上手い、クライン女史、詳しい解説をされています。
その理由は・・・ヨーロッパでもアメリカ政治が好評というのが事実。

外相会議、安全保障会議・・・これは大事、日本は重視してほしい・・・。
安全保障会議にはぜひ参加してほしい、というクライン女史に水島氏は「国会では・・・」と。
なんでここで水島氏が国会の弁明をしているのか???

クライン女史・・・憲法改正などきちんとすべき。アジアの立場を説明するのは特に大事。
本当にそうと思います。
だって日本は「承る」ことが多すぎて発信することが少ないですものね。
水島氏の国会弁護をクライン女史は「そうやって70年以上、そのまま」と鋭い。

クライン女史はもっとニュースを持っていられる、最小限のことを仰っているのではないか。
チャンネル桜は(○○亭など)どうしょうもないタレントに長時間だべらせて、時間がもったいない。
まあそれは他の報道局もそうだけれど、ぜひ水島氏は自分の意見をもう少し控えて、クライン女史のお話を引き出す時間を確保すべきだ。

また安倍氏については国外は評判いいが(バラマキも効果的?)、国内では自民党内部から
「忠言」が必要と思う。そして保守こそものを言うべきだが・・・特に最近今まで以上に思う。



ブログのティールーム



パヴァロッティは庶民の役を歌って最高、ドニゼッティ「愛の妙薬」~人知れぬ涙
Luciano Pavarotti : Una furtiva lacrima(イタリア語歌唱)



 ベルカント唱法の神、エンリーコ・カルーソはもっと上手かった。
これは100年以上前の録音ですが。
農夫のネモリーノの純粋な気持ちや願いが、作品を超えて感動に導く・・・。
これは究極の音楽家の「徳」かしら・・・。自分というものをはるかに超えて、音楽そのものに尽くすものを感じています。
マリオ・デル・モナコ、フランコ・コレッリ、カルロ・ベルゴンツイなどの名テノーレはカルーソの遺した録音が「教科書」そのものでした。(私のマエストロ、マリオ・デル・モナコはいつもカルーソのレコードを聴いて勉強していました。)

Enrico Caruso - Una Furtiva Lagrima (Remastered) 「人知れぬ涙」1904年録音 イタリア語歌唱


私はコレッリのコンサートで大向こうから「エンリーコ!」という声がした時、何とコレッリがこれ以上ないほど微笑んだのを覚えています。
またベルゴンツイ夫人と同席した時「ご主人はカルーソを正統的に受け継いだ名歌手です。ドミンゴなど今流行の3人のテノーレなど側にも寄れません」と言うと、「ぜひ主人にきかせます。これ以上の褒め言葉はありません」と私の手を握り締めて顔を赤らめていらっしゃった・・・。イタリアの歌手にとって「エンリーコ・カルーソ」の名前はミューズの神なのですね。


・・・政界の「スキピオ」、三宅博先生。

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月刊誌「WILL」4月号に中西輝政氏の投稿を見た。しかしなぜか表紙にはない。

2017年02月26日 | 政治

★ 夕方、電車に乗って都会の大型書店に行った。佐藤健志氏の「右の売国、左の亡国」の発売日だったのになかった。
そして隣接している有名デパートで「地方物産展」を見たり、デパ地下の食材売り場に行き、帰宅が遅くなった。

帰宅して家事を終え、ふと気が付いたら午後9時だった。
買ってきた月刊誌「WILL」を見た。そのまま寝てしまったが、早朝気になってじっくりと読んだ。

この月刊誌に中西輝政氏が投稿しているなんて、手に取って中身を見ないと気が付かなかっただろう。
うっかりしたら見逃すところであった。最近この月刊誌は目次だけは見るが、ほとんど買っていない。
安倍路線だから。同じ意味で「HANADA」も「月刊正論」「月刊日本」も買っていない。
もちろん目次だけはチェックするが。


★★ 月刊誌「WILL」の中西輝政氏の投稿は、重要なことをまとめていて納得した。
ピックアップすると次のようなことになる。


『米VS露中』・・・派遣国と挑戦国の関係では歴史上、「豹変と融和」が繰り返される。

、トランプパニック・・・会談前、日本国内では一種の「トランプパニック」が拡がっており、本番でごく常識的な線でおさまっただけでも「注目すべき効果」となる。トランプ流交渉術の巧妙さであるが、これは安倍訪米の前日に行われた「米中首脳電話会談」でも如何なく発揮された。・・・習近平に対しトランプ氏は「アメリカはひとつの中国原則を堅持する」と中国を喜ばせた。つまりトランプ氏は日本を「ダシ」にして米中関係の修復に利用したわけである。・・・中国側が支払った代償の中身、それと同じことは日本が支払った代償(それは今後少しずつ明らかになってこよう)の大きさ、ということにもなる。


、多極化へ・・・① 米中が決定的に対立することはない。・・・「習近平氏とは非常に良い会話ができた。これから良好な関係に向かっていく、これは日本にとっても利益だと思う。これは政治的には「尖閣への安保適用」を大きく減退、日本としては「満額回答」ではない。・・・これにより中国に対しトランプは「張り子のトラ」でしかない。

         ② 中露は決して離れない。
         ③ 米露は引き続き対立し続ける。

、豹変と融和・・・李国強首相とドイツのメルケル首相、いっそう緊密な協力。
          米露の接近について、フリン氏の辞任劇から見られるようにありえない。

★ 以上、ご紹介です。詳しくはこの月刊誌を。
          
                ・・・古代ローマの英雄スキピオ


ブログのティールーム



アルトゥーロ・トスカニーニの指揮でヴェルディ「運命の力」序曲・・・鬼気迫る名演、
気骨ある音楽家トスカニーニの1944年録音。

La forza del Destino - Overture - Toscanini 1944
・・・ヴェルディの音楽は「スキピオ・スピリット」を感じさせる。
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