<アルジェリア事件>仮設で息子訃報 「私も死にそう」
毎日新聞 1月22日(火)22時10分
アルジェリアの人質事件で死亡が確認された日本人7人に、プラント大手「日揮」社員のIさん(59)が含まれていた。
母F子さん(82)は東日本大震災で自宅を津波に流され、県内の仮設住宅で1人暮らしをしている。最愛の息子の訃報を聞き、悲しみに沈んだ。
F子さんによると、訃報は日揮から連絡を受けたとみられるIさんの妻から聞かされたという。
☆この記事を見て、どっと涙があふれた・・・ほとんどのかたが耐えられない気持ちになられたことと思う。
仮設住宅でご子息の帰りを待つ82歳の母、亡くなられた息子さんは親孝行をしようと、会える日を楽しみにされていたことでしょう。
ニュースも見るに堪えない、
憲法を正し、海外の日本人を護り、また危険な時を察知できる(今回は無理だったかもしれない)よう、
お願いしたい。
82歳のお母様、どんなにお辛いことでしょう。遺されたご家族のお心、ご無念でしょう・・・。
私は言葉がありません。
「テロ」は許すことができません。
7邦人、24日にも帰国=外務副大臣をアルジェに派遣-人質事件
政府は22日夜、アルジェリア人質事件でプラント建設大手「日揮」の日本人社員7人の死亡が確認されたことを受け、遺体搬送と無事だった7人の帰国支援のため、首都アルジェに向けて政府専用機を派遣した。
アルジェには現地時間23日朝(日本時間同日夕)に到着。
事件発生地のイナメナスから移動した邦人と遺体を乗せ、24日夕にも帰国する見通しだ。
政府は、依然安否が不明の邦人3人の確認に全力を挙げる。鈴木俊一外務副大臣が安倍晋三首相の特使として政府専用機でアルジェに入り、政府高官と会談。
迅速な安否確認への協力などを求める首相の親書を手渡す。
先に同国に派遣されている城内実外務政務官も引き続き確認作業に当たる。
自衛隊法に基づき、緊急時の邦人輸送に政府専用機を使用するのは初めて。
菅義偉官房長官は22日午後の記者会見で、邦人と遺体の日本到着は「最速で24日午後6時」になると説明。新たな安否情報や、7人の死因などに関する報告については「まだ、ない」と語った。
一方、菅長官は、人質事件への政府対応の検証や、海外で活動する邦人・企業の安全強化策の検討などを行うため、専門家らで構成する会議を設置する意向を表明。「安否確認などが一段落したら、何が欠け、何が必要かについて検証する」と述べた。
菅長官は、死亡した邦人の氏名を公表するかどうかについて「日揮がご家族の意向をまとめており、しばらく様子を見守りたい」と述べた。(2013/01/22-22:22)
☆ こまやかな心遣い、犠牲になられた方々の氏名を公表するのも控える、というのは賛成です。
政府の方々、関係者の方々、ありがとうございます。
犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。