その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

台北観光 (2): 台湾のお盆

2014-08-14 09:10:36 | 日記 (2012.8~)
 台北市内を歩いていて今までは見たことが無かった光景を目にしました。通りと言う通りにお供え物らしき品々が置かれ、お線香が焚かれ、更に火が付いた一斗缶に紙を入れて燃やしているのです。中には、お坊さんらしき人がお経を上げているようなところもありました。


≪いろんなお供え物が並びます≫


≪お坊さんと一緒に読経します≫

 旅行中に再会した台湾人の友人に「あれは何なのか?」と尋ねたところ、丁度日本で言うお盆の時期だったらしく、「先祖の霊が帰ってくるので、供養をしているんだ」とのこと。「中元節」と言うらしいです。日本の「お中元」もここから来ているのでしょうか?今年(2014年)は8月10日がその日に当たるそうです。ネットで調べたら、仏教と言うよりも道教から来ている習わしとのことでした。

 偶然にも、その8月10日に台北でも有名な寺院である龍山寺を訪れたのですが、前回訪れた時とは違った賑やかな龍山寺でした。ここでも、参拝客がめいめいにお供え物をささげます。そして、堂内では、お坊さん達が音楽付きでお経を読みます。参拝客も持参したお経を読みあげます。


≪お堂に向かってお供え物が捧げられます≫


≪お堂に向かってお祈りする人達≫


≪蝋燭の灯りも趣を感じます≫


≪お供えの品々≫


≪道教のお経なのでしょうか?≫

 ちょっと、台湾の人々の生活を垣間見た気がしました。
コメント
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