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イギリス現代文化を論じた本の中で紹介されていたので、DVDを借りてみた。イギリスの外国人労働者相手の職業紹介会社を立ち上げたイギリス人女性の主人公が不法移民の斡旋に踏み込んでいくストーリーを軸に、イギリスにおける移民労働者の世界を描く。
リアリティ溢れるストーリー展開と映像が、現実の複雑さ、深刻さ、困難さを等身大に切り取っていると感じた。正直、見終わった後は、未知の世界を知って勉強になったといいう思いとともに、現実を垣間見てどっしりと重い気持ちにもなった。
骨太の社会映画であり、大学の国際社会学や移民学の授業で取り上げられそうな映画。
キャスト
アンジー:カーストン・ウェアリング
ローズ: ジュリエット・エリス
カロル:レズワフ・ジュリック
ジェイミー:ジョー・シフリート
ジェフ:コリン・コフリン
アンディ:レイモンド・マーンズ
スタッフ
監督:ケン・ローチ
製作総指揮:ウルリッヒ・フェルスベルク
脚本:ポール・ラヴァーティ
音楽:ジョージ・フェントン