その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

2017新春の甲斐路を散策ジョギング

2017-01-03 08:00:00 | 旅行 日本
 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 お正月に甲府に足を運び、武田氏縁の地をジョギングでいくつか訪れました。お天気にも恵まれ、短い時間でしたが、清々しい1年の始まりとなりました。


≪甲府駅南口にある信玄公像≫

 甲斐の国甲府と言えば、武田信玄。昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」では武田信玄は亡霊として登場しただけでしたが、真田一族が如何に信玄公の影響を受けていたかが、終始描かれていました。

 JR甲府駅から、緩やかな上りで北に向かって真っすぐ伸びる武田通りを3キロほど行くと、武田氏の居館(躑躅ヶ崎館)があった現武田神社へ到着します。お正月ということもあり、初詣客で賑わっていました。




≪館の絵地図≫


≪立派なお社です≫


≪神社から見下ろす甲府盆地≫

 お参りを済ませると、さらに北に向かってジョギング。所々に、史跡案内の地図や解説があり、興味をそそられます。武田神社から北に300メートル程行ったところには、武田二十四将の一人に数えられながら、「真田丸」では武田勝頼を裏切り織田方に寝返った重臣として描かれた小山田信茂の館跡がありました。


≪周辺案内図≫


≪今は民家が建っています≫

 更に北上すると、長閑な甲府盆地の縁に点在する集落・田園風景が広がり、気持ちが和みます。




≪写真の右側の山は要害山で、躑躅ヶ崎館の詰城としての要害山城があったところ。武田信玄の誕生の地とされています≫

 武田神社から2キロほど北上したところで、積翠寺に到着。真偽のほどは不明ですが、ここの井戸で武田信玄の産湯を汲んだとか。





 この付近から望む甲府盆地の風景が素晴らしい。



 時間の関係で、積翠寺から甲府駅に向かって戻りました。


≪富士山の頭が見えます≫

 お正月ということもあってか、武田神社以降はほとんど人や車にも出会うことなく、日本の原風景的な環境で、ゆっくりとした時間を過ごすことができました。

2017年1月2日
コメント
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