会期前半に一度訪れた美術展ですが、見応えたっぷりだったのと、後期は展示がかなり入れ替わるので、再度訪問。中世以後の日本と欧州における動物の絵を観賞することで、人間と動物との向き合い方、考え方が浮かび上がる展覧会です。
日本画は相当数の作品が入れ替わっていて、2度目であっても、とっても新鮮に観ることが出来ました。和洋の作品が並ぶと、自然、和の作品により共感する自分に気付くのも面白い感覚です。おおらかで、緩くて、暖かい絵が多い日本の動物の絵を見ていると、「共生」の発想は日本のがずっと先輩なのがわかります。
前期のチケットで入場料が半額になるのも嬉しいです。今週末までの会期ですので、時間のある方はお見逃しなく。
絵を見たあとは、府中の森公園を散策。青空に輝くように映える紅葉が見事でした。
2021.11.23 訪問