2日目。長野市隣接の町、小布施を訪ねました。
長野からローカル私鉄の長野電鉄各駅停車に乗って30分ちょっと。車窓から見える山々の遠景とリンゴ農園、ブドウ棚、栗畑の近景が、いかにも長野です。
〈車窓風景〉
駅前で主要な観光地を巡る観光用の循環シャトルバス(シーズン中は30分毎に走っています)があるので、こちらに乗ります。天気が不安定だったこともありバスにしましたが、天気が安定していればレンタサイクルが気持ちよさそうです。
【浄光寺】
まずは、盆地の縁に立つ浄光寺を訪れました。入口の門には色違いの仁王像がいらっしゃいます。木々に囲まれた中、門から延びる石畳の参道や石階段を上ると薬師堂(室町初期1408年建立、国重要文化財)が現われます。その静謐で落ち着いた佇まいには思わず背筋が伸びます。
〈薬師堂(国重要文化財)〉
薬師堂の中には薬師如来や十二神将が祀られています。お堂の戸口から覗いて拝めるようにはなっていますが、暗くて正直よく見えませんでした。手持ちの簡易カメラで撮影させて頂いたのでこちらで拝みます。
【岩松院】
浄光寺から山縁に沿って10分ほど歩いて岩松院へ。ここは葛飾北斎が描いた本堂の天井画が小布施観光のハイライトのひとつ。
鳳凰を描いた21畳の天井絵はため息がでるほど見事。北斎89歳の時の作品で晩年最大で、描かれた時からそのまま残っているものとか。色合い、絵の構成、迫力に圧倒されます。お寺の方が10分程、作品の背景などを解説してくれるのも有難いです。ご本尊を背にして見ると、金箔が浮き上がって見えるということでしたので、言われたとおりにしてみると、視る角度によって金箔の金が輝く様子とかもわかりました。
〈絵葉書から〉
境内には秀吉の腹心、賤ヶ岳の七本槍、七将の一人である福島正則の廟堂もあります。正則が晩年高井野藩に転封されていたとは初めて知りました。
2022年6月11日(つづく)