定年間近の先輩の紹介で図書館で借りてみた。
バリバリに仕事第一で働いてきた昭和のサラリーマンが定年を迎え、家族から見放されつつも、自らの価値観を見つめなおし再生に臨む物語。私は全然認識してなかったが、今年7月にNHKでドラマ化された(主演は郷ひろみ)らしい。
私自身は定年まではもう少し時間がある(と思っていても、あっという間なのだろうが)が、先輩にとっては他人事で無いようだ。
ホントにこんな人いるのか?と感じるほど、主人公がステレオタイプ化された昭和のオヤジサラリーマンとして描かれる。なので、ちょっと意地の悪い意図が見え見えで白けるところもある。それでも自分自身に思い当たるところが全くないわけではないのが悔しくもある。笑うに笑えない自分が残念。
先輩が何故紹介してくれたのか謎だが、対岸の火事としないようという、親心なのだろうか?