★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

一般的には変な映画

2019年11月26日 12時17分50秒 | 徒然(つれづれ)
 戯れに観たGYAO!の映画が私的に大当たりだった。
 ドストエフスキーの「分身」をモチーフにした映画らしいが、もちろん原作を読んだことはないので対比はできない。

 一言でいえば不条理サスペンスか。
 一応、筋はあるが、そんなものは二の次だ。

 全編通して夜の設定だ。昼間のシーンがない。
「ブレードランナー」や「ブルーベルベット」、「1984」にどことなく通底する荒唐無稽な世界観が、懐かしい近未来的な雰囲気を想起させる。

 BGMの中に「上を向いて歩こう」や「ブルー・シャトウ」が唐突に出てくるあたりニヤリとさせられる。

 ピンクフロイドやキングクリムゾンなどのプログレッシブ・ロック同様、わかる人にはわかる、という感じの映画だ。


映画嗤う分身12月13日まで配信中。


*本日のキリ番ナンバープレート
 5000、9000、2000、6000、1000

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