♪デカンショ～デカンショで～

　デカルト、カント、ショーペンハウエルで半年暮らし、あっという間に今年も半年が経った。
　上半期はコロナに始まりコロナに終わった。
　幸い感染することもなく、私にとっては平穏な上半期だった。
　コロナはやや落ち着いた感はあるが、まだまだ油断は許されない。秋口からの第二波に要注意だ。

　今日から下半期。
　もちろんなんの目標も期待もない。
　何事も期待しなければ失望もないし、いいことがあればラッキーだ。

　巷は緊急事態宣言が解除されて以来、マスク装着率も若干下がり、社会生活も徐々に回復の兆しが見える。
　しかしコロナ以前の生活に戻るには何年もかかるだろう。
　コロナはある意味、平和ボケの日本に明確な危機感をもたらし、人々の社会通念を大きく変化させた。

　日本経済においても、東京オリンピックという今年最大の経済的イベントが延期され、経済基盤の脆弱性が露呈し、弱小企業や店舗は淘汰され、戦後最大の転換期になったのはいうまでもない。
　これを教訓として、果たして日本経済の復活や再構築は見込めるのだろうか。
　

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