思考も老化するのか

　引きこもり生活をしていると、いろいろと考える時間は豊富にある。
　その考えはほとんど取るに足りない考えで、当ブログのタイトル通り些事がほとんどだ。

　もっと真剣に人生について考えるべきだと、読者諸兄に諭されそうだ。
　いずれにしても人間は考える葦で、その考えが高尚であろうが、そうでなかろうが、それが自分の考えなのだから仕方がない。

　客観的な私は、もうすぐ66歳、孫もいる高齢者だ。
　幼子だと思っていたひとり娘も今や37歳のオバちゃんだ。

　私も傍から見れば外見は年齢相応の老人然としているのだろうか。
　体力的にも、気力的にも年齢相応と自覚はしている。
　しかしファッションや髪型、趣味嗜好は30代前半の頃とさほど変わらない。
　変わったのは懐古的になったことくらいか。
　
　歳を取れば懐古的になると否定的な意味で言われるが、懐古の感情は年齢にかかわらずあるものだ。
　大学時代でも10年前のことは懐かしく感じられたものだ。

　あの頃はよかった、と思うことは悪いことではない。
　あの頃に戻りたい、と思うことがダメなのだ。
　なぜかというと、不可能だからだ。
　不可能なことをあれこれ思い悩むことは時間の無駄だ。

　話を戻すが、30代前半といえば、人生のバイタル曲線がピークの年代だ。
　その曲線が下降に転じてから長い年数がたった今でも、思考形態はあの頃のままで停止している。
　思考の中での主語は「私」ではなく未だに「僕」だ。

　年齢的に将来や未来がないのは明らかだが、思考の中ではまだそれがあるように錯覚している。
　それを進歩していないというべきか。
　
　この感覚は死を意識する直前まで続くのだろうか。
　

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昼寝で時差ボケ

　昼寝の習慣がない私だが、今日は食べ過ぎからくる睡魔に勝てず、珍しく昼寝をしてしまった。
　寝たのが12時半くらいで、しっかり夢も見て、4時間も5時間も寝ていたような気分で目覚めた。

　時計を見るとまだ1時半だ。
　たったの1時間しか寝ていないのだ。
　体内時計では午後4時半くらいの感じだ。

　実際の時間と体感時間がずれると、心なしか体調や思考もすぐれない。
　身体は体感時間で活動するが、思考は実際の時間に対応する。
　要は時差ボケ状態だ。
　何かやろうにも集中力は散漫で持続しない。

　引きこもり生活においても、生活のリズムというものがある。
　ただ漫然と引きこもっているわけではないのだ。
　それが崩れると体調にも変化を及ぼす恐れがある。

　コロナ禍の今日この頃、私も重症化しやすい年齢に達しているので、体調管理は重要だ。
　顔を洗い、ストレッチをして時差ボケ解消に努めよう。
　
　

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過ぎたるは及ばざるが如し

　今朝は強烈に空腹だったので、ウォーキング途中に松のやでごちそうハンバーグ定食を食す。

　ハンバーグと銘打っているが、パン粉をつけて揚げているので、どう見てもミンチカツだ。
　そのデカいミンチカツに、マッシュルーム入りのデミグラスソースがたっぷりとかかっている。
　ミンチ肉から出る脂と揚げ油で、油分ギトギトの上、デミグラスソースが塩分過剰添加のジャンク仕様だ。

　お代わり自由の飯をおかわりして完食したのが間違いだった。
　食後は超満腹で、胸焼けと膨満感で、腹に石を詰められた「狼と七匹の子山羊」の狼よろしく、喉が渇いて仕方がない。

　帰宅してからコーラや麦茶や水をガブ飲み。
　それでなお腹が膨れ、睡魔が襲う。

　たまらず昼寝と相なったが、エアコンなしの蒸し暑さで起床後も、膨満感はもとより、吐き気まで催す始末。
　腹八分目の大切さがわかった次第。

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