★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

パスタとパクチー

2020年07月16日 18時50分57秒 | 徒然(つれづれ)
 家内がネット通販で買った日清のカップ麺食べ比べセットに、オマケで試食品がひとつ付いていた。
 パッケージを見るとトマト系のパスタのカップ麺だった。

 パスタ嫌いの家内に勧められて作って食べてみた。
 カップ焼きそば風にお湯を捨てるやつだ。

 出来上がりを見ると、パスタにしては麺が茶色っぽい。
 添付の液体ソースをかけてもトマト色には程遠い。
 試しに一口食べたところ、パスタとは似て非なる味と食感。
 酸っぱ辛いのだ。

 念のためパッケージをよく見ると、そこには小さな文字で、パクチー香るトムヤムまぜそばと書いてあった。
 パッと見でパクチーをパスタと勘違いしたのだ。

 私も家内も東南アジア系の料理が大の苦手。
 パクチーも嫌いで口にしたことがない。
 捨てるのももったいないので、冷やご飯にすき焼きふりかけをかけ、それをチェイサーになんとか全部平らげた。 

 満腹にはなったものの、吐き気を催す満腹感だ。
 試供品は食べる前に、よく確認が必要だと痛感した次第。


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夏本番

2020年07月16日 17時06分10秒 | 徒然(つれづれ)
 気がつけばフルボリュームの蝉時雨。
 冬でも通奏低音のように聴こえる耳鳴りの蝉時雨とは明らかに異なる本物の蝉時雨。
 当たらない天気予報とは裏腹に、はかない命の蝉たちが梅雨明けを高らかに宣言しているようだ。

 夏はいい。
 九州生まれの私にとって夏は嫌いな季節ではない。
 万物の狂おしいまでの躍動の季節だ。

 私にとっての夏を象徴する歌が、ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」だ。
 明るく弾ける長調より、やるせない短調のメロディが懐かしい夏を想起させる。

 そのメロディにインスパイアされて書いた短編、タイトルも「恋のバカンス」をご賞味あれ。
 ある夏の一日を活写した拙著が、いい意味であなたの期待を裏切るはずです。

拙著恋のバカンス ただいまAmazon Kindle Storeにて絶賛発売中。



 

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祭りだワッショイ

2020年07月16日 08時46分50秒 | 徒然(つれづれ)
 先日、梅雨が明けたら大阪では天神祭と書いたが、その天神祭、今年はコロナの影響でメインイベントの船渡御と花火が中止となり、天満宮での各種神事を神職のみで行うらしい。
 通常は雨天決行(台風などの荒天時は中止)なので、コロナ禍の影響は甚大だ。経済的なダメージは大きいはずだ。

 天神祭のことを書いてはいるものの、私は祭りは苦手だ。
 引きこもり、出不精、人付き合いが面倒な私ゆえ、大群衆が集まる祭りや花火大会は、天神祭に限らず苦手で、敬遠している。

 しかし子供の頃、田舎の夏祭りには、率先して出かけたものだ。
 アセチレンランプや裸電球が連なる観音様の境内の、お面売りやヨーヨー売り、金魚すくい、出店や当てものを冷やかす人々で賑わう商店街、綿あめ、イカ焼き、ベビーカステラの匂いが漂うそんな異空間は、私の原体験として記憶に刻まれている。

 私にとっての祭りはノスタルジーだ。
 現実にそこにあるべきものではない。
 今はもう戻らない、あの甘酸っぱい郷愁に満ちた幼年期の想い出なのだ。
 


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