塚越寛「リストラなしの『年輪経営』」(光文社)
著者は、寒天や「かんてんぱぱ」でおなじみの
伊那食品工業会長。
弱冠21歳にして経営を任されて以来、
48年間増収増益を続けてきました
(寒天ブームとなった次の年は売上が弱冠減ったようですが)。
現在では、社員数400人を超え、
寒天製造世界一のシェアを誇るまでになりました。
著者が目指してきたのは「年輪経営」。
急激な会社の成長は決して望まず、少しずつ、
しかし着実に、年輪のように成長してきたのです。
大手スーパーから全国展開の話が持ちかけられたときも、
熟考した末、丁寧にお断りしました。
「身の丈に合わない商売はしない」と。
自社の製品を責任もってきちんと売りたい、
ということでしょう。
社員が幸せであることを大切にし、
社員が「前より幸せになった」と実感できること、
それが会社の成長であるとしています。
売上至上主義や利益最優先では、
社員全体が幸せになれるものでしょうか。疑問です。
当然、社員教育にも力を入れているし、
社内の掃除も行き届いているとのこと。
そう、身の回りを掃除してきちんと整えておくこと、
基本中の基本ですね。
本社にある「かんてんぱぱガーデン」には
年間30万人もの人が訪れます。
そこにはきれいな花が咲き、
いつでも入れるようになっています。
警備員もいません。
信頼関係で成り立っているのですね。
そこでは社員が自主的に朝早く出社して
掃除などしているそうです。
社外での社員の評判もとてもいいようです。
質のいい会社のよき社員の方々がつくった製品に
悪いものはないでしょう。
これからもずっとかんてんぱぱファンです。
ますます。
あ~、質のいい会社。
憧れてしまいますね。
著者は、寒天や「かんてんぱぱ」でおなじみの
伊那食品工業会長。
弱冠21歳にして経営を任されて以来、
48年間増収増益を続けてきました
(寒天ブームとなった次の年は売上が弱冠減ったようですが)。
現在では、社員数400人を超え、
寒天製造世界一のシェアを誇るまでになりました。
著者が目指してきたのは「年輪経営」。
急激な会社の成長は決して望まず、少しずつ、
しかし着実に、年輪のように成長してきたのです。
大手スーパーから全国展開の話が持ちかけられたときも、
熟考した末、丁寧にお断りしました。
「身の丈に合わない商売はしない」と。
自社の製品を責任もってきちんと売りたい、
ということでしょう。
社員が幸せであることを大切にし、
社員が「前より幸せになった」と実感できること、
それが会社の成長であるとしています。
売上至上主義や利益最優先では、
社員全体が幸せになれるものでしょうか。疑問です。
当然、社員教育にも力を入れているし、
社内の掃除も行き届いているとのこと。
そう、身の回りを掃除してきちんと整えておくこと、
基本中の基本ですね。
本社にある「かんてんぱぱガーデン」には
年間30万人もの人が訪れます。
そこにはきれいな花が咲き、
いつでも入れるようになっています。
警備員もいません。
信頼関係で成り立っているのですね。
そこでは社員が自主的に朝早く出社して
掃除などしているそうです。
社外での社員の評判もとてもいいようです。
質のいい会社のよき社員の方々がつくった製品に
悪いものはないでしょう。
これからもずっとかんてんぱぱファンです。
ますます。
あ~、質のいい会社。
憧れてしまいますね。