虹色仮面 通信

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ガンになる性格

2009-07-28 07:11:55 | 健康
注目の記事がありましたので、ご紹介します。

■性格でガンになるって本当?

誰もが恐れる病気である「ガン」

「性格」が、このガンのリスクを高めることを明らかにした人がいます。
アメリカの心理学者リディア・テモショックとサイエンスライターのヘンリー・ドレイアです。
150人以上のメラノーマ(悪性黒色腫)患者を面接し、その約4分の3に次のような共通の性格的特徴があることを認めました。

1、怒りを表出しない。過去においても現在においても、怒りの感情に気づかないことが多い。
2、ほかのネガティブな感情、すなわち不安、恐れ、悲しみも経験したり表出したりしない。
3、仕事や人づきあい、家族関係において、忍耐強く、控えめで、協力的で譲歩を厭わない。権威に対し従順である。
4、他人の要求を満たそうと気をつかいすぎ、自分の要求は十分に満たそうとしない。極端に自己犠牲的になることが多い。

※『がん性格 タイプC症候群』L・テモショック、H・ドレイア著、岩坂彰、本郷豊子訳(創元社)より引用

この4つの特性からも見て分かるように、いわゆる「いい人」タイプです。

彼らは、アメリカ人医師のフリードマンとローゼンマンが定義した「タイプA」(攻撃的、仕事熱心、苛立ちやすい性格で、虚血性心疾患のリスクを高める)、タイプAと対極的な「タイプB」(感情を素直に表現でき、リラックスしてうまく付き合える性格)と比較し、このガンのリスクを高める性格を「タイプC」と定義しました。

■「いい人」はストレスをためやすい

テモショックとドレイアの説によると「タイプC」は人付き合いによって非常にストレスをためやすい面があります。
他人に失礼なことを言われても、嫌な感情を口に出しません。
自分より他人の意見を優先させ、いつも協調的に接します。
また怒りやネガティブな感情を表に出せず、それに気づかないこともあります。

「タイプA」と違っていつも雰囲気が良く、他人ともトラブルを起こすことは少ないのですが、素直な感情を心の奥で抑圧しているために、ストレスは確実にたまります。それが免疫防衛機能に影響し、ガンへのリスクを高めると考えられています。

みなさんも、悲しいときや残念なときに、その素直な感情を否定し「落ち込んじゃダメ」と無理に明るくしていませんか?
また他人に合わせすぎて、どこか心が疲れていませんか?
ひょっとしたら、その性格がガンのきっかけをつくっているかもしれません。

そんな人は、もっと自分の気持ちに素直になり、リラックスできる人間関係のなかで自分を解放してみましょう。
すると、ストレスをためずに、長生きできるかもしれませんよ。<了>

ps.どうやら私は「ガン」になりずらい性格のようだ。わがままだし、自分勝手だし、好き勝手なことを言うし…。その分、周囲の皆さんにご迷惑をかけているんでしょうが。