道内スポーツ2010

今日は道内スポーツについて。

ファイターズ：昨年に続くリーグ2連覇を目指す今季。2連覇を達成するにはいくつかも課題が出てくる。①若手選手の台頭～レギュラー陣を脅かす選手の登場を望む。②先発投手陣～ダルビッシュ依存からの脱却が必須。③外国人選手～ローテーションを任せられる先発投手と主軸を打てるバッターが必要。ただ粘り強いチームカラーなので、しぶとい戦い方が出来ればクライマックスシリーズ進出は手堅いだろう。気になるのは、故障などによる主力選手の離脱。選手層がそんなに厚くはないので、昨年のインフルエンザ時のようになりかねない。今季の覇権を争うのは、ライオンズだろう。

コンサドーレ：年末にゴン中山の加入を発表し、注目を浴びるシーズンになる。彼の経験やスピリットをどれだけ注入できるかで、今後のコンサの命運を決めるだろう。また生きの良い若手選手が刺激されて化学変化を起こしてくれるとJ1昇格も現実味を帯びてくるだろう。コンサドーレにとって、試金石になる1年となりそうだ。あと営業面でゴン中山効果を生かせるか？下手をすれば彼のパフォーマンスに便乗しかねないので、球団（HFC）主導でできるかどうかも興味深い。

レラカムイ：いろんな意味で厳しい状況下にあるという話があちこちから聞こえてくる。球団運営面はとても厳しいらしく、遠征も当日移動せざるを得ない状況になった。チームの雰囲気や成績にも悪影響を及ぼしており、今季限りで主力選手が離脱することはほぼ間違いない。今後のことを見据えて、ビジョン（短期的なものも含め）を明確にし、地域社会に受け入れられる状況づくりが必要。場合によっては、球団の身売りや解散も考えられる。

エスポラーダ：なかなかメディアで取り上げられることが少ないので、注目されることは少ないが、成績面では健闘しているエスポラーダ。フットサル人口が多い北海道では、もっと注目されていい。ただ運営面での問題はほとんどなさそうなので、中長期的ビジョンで育てていくと面白い存在になりそう。今季は4～5位をキープして来季につなげたい。

スポーツは概ねメディア露出によって注目を集める傾向が強いので、ローカルメディア（とくにテレビ）には積極的に取り上げて欲しい。ファイターズより、コンサドーレ。コンサドーレよりレラカムイ・エスポラーダを取り上げてもらいたい。
そのことで営業面での好影響（観客増、スポンサー獲得）が生まれてくるし、子供たちの中からスポーツ選手を目指そうとする予備軍の育成も出来る。その意味ではローカルメディアの責務は大きいのではないだろうか？