虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

相撲のぼり

2010-01-24 08:02:44 | スポーツ
ただいま両国国技館では、大相撲初場所が開催されていて、今日が千秋楽です。

さて、場所開催中に、国技館に立ち並ぶ『相撲のぼり』はいかにも大相撲会場に相応しい風景のひとつです。
その『相撲のぼり』は木綿でできていて、大きさは横幅90cm×縦幅540cmもある大きなものです。

カラフルな色目が人目をひきますが、古来からその色使いには、縁起かつぎの制限がたくさんあるといわれています。
例えば、負けを意味する“黒星”に繋がるからと、力士の名は黒文字を避ける。逆に勧進元(贈り主)の名は、商売の“赤字”を嫌って赤文字を避けるなど。
また縁起物のため、たった一回しか使われないとか。

場所ごとに国技館や地方の会場を彩る『相撲のぼり』は、力士と勧進元の願いがこもった、お守り札のようなものかもしれません。