虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

営業ってツライ?

2010-01-05 03:03:43 | ビジネス
モノが売れなくなって久しい。

しかし、営業に従事する方々は、そんな厳しい状況下でも「数字」を上げなくてはならない。
以前は私も、とあるメーカーで営業をしていたから、その厳しさは良くわかる。

そんな営業職の皆さん(5年以内の人)に「営業の仕事を続けたいか?」と聞いたところ「続けたくない」という人が47%に達していることが、産業能率大学の調査で分かったという。
「続けたくない」と答えた人に、その理由を尋ねると「不景気で売れない」「ノルマが厳しい」など、ノルマや競争に対するストレスが多く挙げられた。
事実、ノルマを達成するために、自ら購入や契約をしてクリアしたように見せる「自爆」行為がアチコチであるとのことで、ある郵便局では正社員・非正規社員に関わらず、年賀状の販売ノルマを課していたとのことだ。

逆に「続けたい」という人からは「成果に伴う評価を受けられる」「うまくいったときに達成感がある」といった反響があったという。

また営業目標や社内競争など10項目を挙げて「ストレスを感じるか」「楽しいと感じるか」を二択で聞いた。
最もストレスを感じている人が多かったのは「営業目標」で79.4%。次いで「社内のメンバーとの競争」で70.8%、3位は「顧客の新規開拓」65.4%、4位は「競合との競争」63.0%と続いた。
一方、楽しいと感じている人は「専門的な知識・情報の習得」の62.0%が最も多く、続いて「自社商品の知識・情報の習得」58.6%、「営業スキルの習得」55.0%などが上位に並んだという。

この結果について、産業能率大学は「数字」や「飛び込み」についてストレスを感じている人が多いようだと分析。
一方、知識や情報収集は楽しいと感じており、顧客との関係構築はストレスに感じている人と楽しいと感じている人はほぼ半々で、全体的に男性よりも女性の方がストレスを感じている人が多いとのことだ。

明日は「営業の仕事で、重要だと思う能力」について。