虹色仮面 通信

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ブルームボール

2014-11-09 09:10:22 | スポーツ
11月6日、仕事で苫小牧へ行っていたので、仕事の合間にブルームボール世界大会の様子を見てきました。

ブルームボールは数年前に2回ほど体験し、その後競技に用いる靴(シューズ)が滑りにくいものとして新聞等で紹介され、少しずつ注目の度合いが高まりつつあります。

そんな最中、苫小牧で世界大会の開催が決まり、運営の携わる人たちとの接点もでき「是非見に来てください」と誘われていました。
そこで仕事と絡めて、見に行ってきました。

まずはこのスポーツについて、簡単にご紹介します。

ブルームボールは1900年代初頭のカナダで発祥しました。
きっかけはアイスホッケーをもっと気軽に手軽に楽しもうと、アイススケートの代わりにスニーカーを履き、パック代わりのボールをスティックに見立てた箒で転がした遊びといわれています。
のちに、ルールや道具などが整備され、世界中に広がっていきました。
現在は、北米やヨーロッパ、オーストラリアなどを中心に、数十万人規模の競技者がいるといわれています。

日本にブルームボールが伝わったのは1980年代の初頭。
カナダ大使館を通じて東京・日比谷の屋外リンクで「手軽に楽しめる冬のスポーツ」として紹介されたのが始まりです。
その後、1984年2月に北海道サロマ湖畔で行われた『サロマ湖氷上フェスティバル』で実施されるなど徐々に普及し、現在は北海道選手権やジャパンカップなども開催されています。
競技人口は現在、北海道・オホーツク地方を中心に全国で約500人に達します。

基本的な動きやルール、戦略などはほとんどIH(アイスホッケー)と同じです。
IHとの違いは
 •スケートで滑走せず、専用スニーカーでリンクを走る。
 •ホッケースティックではなく、ブルームと呼ばれる専用のスティックを使う。
 •硬質ゴムのパックではなく、直径15cmのゴムボールを使う。
 •オフサイドの違い。
 •男女混成のMix というカテゴリーがある。(他にMen'sとLadiesカテゴリー。)
 •試合時間は15分×2ピリオド、 Halftime5分が基本。
 •ユニフォーム下のプロテクターが少ない。身に付けるのはヘルメット、エルボーガード(肘)、ニーシンガード(膝・脛)のみ。
 •基本の動きはIHですから、本場カナダやアメリカではIH並みの乱闘を楽しむ(?)ことも可能です。

続きは明日。