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1割近くが依存傾向

2021-12-08 07:04:55 | 社会
毎日新聞より。

横浜市教育委員会が市内の小中学生を対象に実施した「ゲーム障害」やインターネット依存に関する調査で、児童生徒の1割近くがゲームやネット依存の傾向にあることが明らかになった。
のめり込めば日常生活に深刻な影響を及ぼす可能性もあるとして、市教委は今後、部署横断のプロジェクトチーム(PT)で予防策や依存傾向にある子どもたちへの対策を検討する。

調査は、2019年に世界保健機関(WHO)がオンラインゲームなどにのめり込んで日常生活に支障をきたす「ゲーム障害」を依存症と認定したことなどを受け、市内の実態把握が目的。
20年10月に市内18区からそれぞれ小中学校1校ずつを選び、小学校4年~中学校3年の1万3245人を対象に実施した。児童生徒4164人が回答(回収率31.4%)し、有識者らで構成する市学校保健審議会の部会が報告書をまとめた。

報告書などによると「この一年の間に、ゲームをしている時のことばかり考えていた時期がありましたか」などとする質問計9問のうち、5問以上で「はい」と答えた児童生徒を「ゲーム依存傾向」と分類。これに回答者のうち8.9%が該当した。

学年や男女別に見ると、小学生男子の割合が高く、小学4年が23.3%、同5年が21.5%と2割を超えた。男子と比較すると、女子はいずれの学年でも割合が低かった。

「ネット依存傾向」は「あなたはインターネットに夢中になっていると感じますか」などの質問8問のうち5問以上で「はい」と答えた児童生徒が9.4%。男女ともに、中学2年の割合が最も多い結果となった。抑うつ症状がある児童生徒は、ない場合にくらべネット依存傾向の割合が4.65倍になると分析した。

ゲームやネットの手段となり得るスマートフォンは、小学6年で約4割、中学3年で約8割が自分のものを所持。
有害サイトなどへの接続を制限する「フィルタリング」については、全体の約3割が「分からない」や「していない」と答えた。

調査では、就寝や起床時間が遅く、習い事や部活動をしないほどゲームやネット依存傾向があり、生活習慣の悪化と深い関連があるとみられるという。
市教委は今回の調査を「無視できない数字」(担当者)と捉え、学校内での相談など改善に向けてどのような対策を取るかPTで検討していくことにしている。<了>

何事においても、大人より子どもの方が依存しやすい傾向があると聞いています。
それらのことで、うつなど精神疾患などを引き起こす可能性があるのだから、極めて厄介です。
ここまでなったら、軌道修正するにしても大変だろうなぁ。

昔も漫画ばっかり読んでいた子どもがいたけど、それも本質的には同じような現象ですよね?
だからといって、社会に重大な問題を引き起こしているという因果関係が明らかじゃない訳でしょ?
となれば、なかなか改善の手立てはないかもしれませんね。

それくらい難儀な問題です。
いっそのこと、スマホなども許認可制とか年齢制限をつける(18歳以上のみOK)とかしたらどうなんでしょうね。