虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

実直なクルマ

2022-11-18 05:06:26 | 乗り物
最近の乗用車は、デザインコンシャスなものが多い気がします。
もちろん見た目は大事ですし、空力などは走行性能や燃費にも影響しますから、その実験データから導き出されたデザインは有用でしょう。

とはいっても、キャビンスペースが窮屈だったり、後方などの視界が良くないのは工業デザインとしては「?」と感じます。
とりわけ大衆車は無機質ながら、そこに生まれる機能美が大事だと思います。

その点では、初代デミオ(画像)は秀逸だと思いますね。
偶然、知り合いが乗っていましたが、コンパクトカーとは思えない広さがありました。
CMでも大柄なバスケット選手が乗り込むことで、その魅力を伝えていました。
そして、市街地ではほとんど不満なく走ります。

道が狭いところが多い日本では、5ナンバーサイズが最適であり、そのサイズで人も荷物も過不足なく積めて、普通に走ることができるクルマがベターだと考えます。

最近は、そのような実直なクルマ(大衆車)は少ないですね。
時代の要請なのかは知らないですが、本質を突き詰めたクルマをメーカーには出してもらいたい。
多様性とか、多様化とかの言葉に騙されてはいけないとも思いますね。

クルマ好きオヤジの戯れ言でした。