判定の是非

TBSの人気番組「ジョブチェーン」で、ロイヤルホストのパンケーキが「不合格」判定となり、ネット上では反発の声が続出しているとか。

ロイホのパンケーキといえば、シンプルな生地の上に丸いバターがたっぷりと乗った大定番。私も大好きです。
長年変わらぬ味にファンが多いと言われています。
番組の審査員（有名シェフ）たちが下した判定は不合格（審査員7人のうち、不合格6人）という厳しい結果に。

審査員からは「古いものにこだわりすぎ」「家でも焼けるんじゃないかと」と、かなり言いたい放題に。
ハッキリ言って、それぞれの立ち位置が違うし、コストのかけ方（原価率）や顧客の求めも違うのだから、審査員の感覚だけで批評し、それに過度に反応（一喜一憂）するのはちょっと違う気もしています。
審査員も正直やりにくいんじゃないかな。

問題はプライスやそれにかかるコストも含めて、有りか無しか（美味いか否か）の批評をすべきだし、もっと言えば、長年ファンに支持（市場に評価）されているのだから、何ら問題はないと思うなぁ。
そういうと、番組の企画が成立しないのかもしれないが、テレビ的な演出を含めて見なきゃダメだと思いますね。

多様化している今日、ステレオタイプな線引きをするのに無理があると感じます。
ロイホの担当者はショックだろうけど、気にしないで作り続けて欲しいね。
話題になったから、食べたくなった視聴者も多いだろう。私もそのうちの一人です。