深刻さは増すばかり

あらゆる業界で「人手不足」が深刻化している。

運輸業界では「2024年問題」が喫緊の課題です。
簡単にいえば、ドライバー不足です。
来年あたりから徐々に物流が滞り、注文したものの未着（延着）が増えると言われています。

タクシー業界では、クルマはあるのに運転手がいなくて回らないという。
とくに公共交通機関が充実していない地方において深刻な状況らしい。
病院などへ行きたくても、アシがないから行けない事態も増えそうです。

また建設業も人手不足の影響で倒産が増加しているという。
このままだと、家が建たない可能性も大いにあるとのこと。
そんなこんなのうちに、建設業者が倒産するって話しも出てきそうですよ！

他にも「人手不足」による問題が顕在化しそうな状況である。

最近、アルバイトの募集で時給1300～1400円というのも目にするようになりました。
特殊な技能を有するモノなら、時給2000円以上という事例も。

生産人口（勤労者）の減少はかなり前から指摘されていたが、対策が遅れたのが致命傷になってきています。
加えて、所得が上昇しないことも、それに追い打ちをかけていて、業界（業種）によっては原材料費など仕入れコストの増大も経営を圧迫しています。

いずれも、今になって急に起きたことではなく、以前から予測されていたこと。
それを先延ばしにしてきたから、こんなことになるのです。
簡単な話、政治や行政の問題が大きな理由ですね。大抵のものの原因は「政治と行政の問題」に行き着きます。

これからの時代、人を雇って（抱えて）手広くするより、こじんまりやっていくのが良さそうですね。
そのためには、大手に負けない技術やノウハウを得てないと、太刀打ちできなくなります。
自分自身のことも含めて、肝に銘じていかねば…。