野球は投手力で決まる

14日、プロ野球セ・リーグの阪神タイガースが18年ぶりにリーグ優勝しました。
岡田監督、復帰1年目での優勝。見事な勝ちっぷりでした。

またパ・リーグは、オリックスが3連覇目前。
こちらも安定した戦いぶりを見せています。

両チームに共通するのは「投手力」
どちらもチーム防御率2点台と安定した成績です。
やはり野球はピッチャーを中心とした守りが重要です。

点を取るスポーツ（競技）ではありますが、点を取られないと負けないのも事実。
日本の野球には、それが適しています。とくに長丁場の場合は。
2011年の中日（落合監督の最終年）は、それが顕著に出たシーズンで、打率がリーグ最低でも優勝しました。

それと両チームとも、少し前から「育成」と「強化」に力を入れ、それが実を結んでいます。
（FAなど）有力選手の寄せ集めのチーム編成より健全で強固なチームが出来上がります。
綿密な調査のもと、有望選手をスカウティングして、しっかりと育てる長期的な戦略がこの結果を導いています。

こういうチームが勝つのは、このスポーツにとって良いことです。
本来は北海道日本ハムファイターズの専売特許みたいなものでしたが、そのお株を奪われてしまった形になっています。
本家のファイターズも新庄監督のもとで、少しずつ実力を蓄え、巻き返しをしようと頑張っています。
その話はまたの機会に。