虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

不死鳥

2012-08-19 09:31:40 | スポーツ
F1で41戦に出場したアレッサンドロ・ザナルディは、CARTに参戦していた2001年のドイツ・ラウジッツリンクでの大事故で両脚を失った。
その後、WTCC(世界ツーリングカー選手権)を経て、ハンドサイクリングに転向。

2011年のニューヨーク・シティ・マラソンのハンドサイクル部門のマラソンなどで優勝し、今年ローマで開催された国際自転車競技連合のワールドカップで金メダルを獲得した。
アレッサンドロ・ザナルディは、イタリア代表としてパラリンピックに挑むことになった。
会場となるのは(かつてWTCCなどで走った経験のある)ブランズ・ハッチ(サーキット)。

アレッサンドロ・ザナルディは、新しい挑戦でも成功を続けたいと述べた。
「これ以上のコースはない。素晴らしいね」とコメント。

「最後の部分が最も難しい。個人的に楽しみでもあるし、うまくまとまるのは簡単な場所ではないけど、ヘアピン(ドゥルーイド)に向かう最後から2番目の上りに到達する頃にはもうヘトヘトさ。でも、相手とのタイムが接近している場合、ここがレースの勝敗を決める場所だ。最後の2つの上りで差をつけなければならない」

「他の誰よりもこのサーキットを知っているので、ブレーキングポイント、減速する場所、正しいライン取れると思っていた。でも、実際コースはとても広いので、外側のセクションを走る1コーナー以外はブレーキに触れることさえない。でも本当に楽しかったし、素晴らしい気分だ」

「技術的なことを言うと、僕の能力を発揮するのにぴったりの場所だけど、パワーがなければいけないし、タイムトライアルの距離を走り切るだけでなく、知性も必要だ。プッシュし続けるだけでは最適なラインにつけない場所もあるからね。今日行ったシミュレーションでは95%うまくやれたと思う。でも、全てを完璧にすることはできるはずだし、トレーナーと整理して、9月にはもっと強くなって戻ってくるよ」

「いつだって最後の瞬間までやり遂げられるかどうかわからないものだけど、精一杯頑張らなければならない。だからこそ、誰よりも前でラインを越えたときに喜びを感じられるんだ。幸運にも、僕はドライバーとしてのレーシングキャリアでそれを経験している。9月にまたここで経験したいね」と語っている。

ザナルディの活躍が今から楽しみだ!

オーケストラ

2012-08-18 08:57:40 | 文化
8/23(木)「市民オーケストラ」が開催されます。

これが普通のオーケストラと異なるもので「電気を使わない楽器」「音の出るもの」を持って集まった人たちで、その日・その場でしか奏でられない即興の合奏をする企画です。

札幌の開催場所は小別沢トンネルの近くで、円山公園から送迎バスもあるとか。
何も用事がなければ、行ってみたいなぁ。
でもこの日は脂っこい仕事があるんだよねぇ…。
ちなみに、ミュージシャンじゃなくても、誰でも気軽に参加できるとのこと。

詳細は⇒http://www.pj-fukushima.jp/festival/201208fukushima-1.php

いとをかし

2012-08-17 08:39:16 | 文化
地図を片手に、街中をブラブラと歩くのはとても楽しいものである。

普段、クルマに乗って移動することが多い私には、街中を歩くことでいつも何かを発見している。
「こんなところに、このようなお店があったのか」とか。
「昔、ここらには沼があったような痕跡がある」とか。
挙げればキリがないくらい。
これがまた『いとをかし』であるのです。

私が生まれ育った札幌は、比較的新しい街といわれていますが、それでも開拓から140年ほどの歴史が積み重なっており、街のあちこちに開拓の歴史が刻んだ後を垣間見ることが出来る。

また知名を辿って歩くのも楽しいと思う。
北日本屈指の繁華街で知られる「すすきの」ですが、漢字で書くと「薄野」となります。
字のごとく、ここらはかつて「薄」(ススキ)が生い繁り、昼間でも薄暗かったという。
「桑園」や「麻生」にも、同じことが当てはまるはず。

こんな趣味が高じて、7年前に札幌シティガイドというご当地検定を取得しましたし、この秋(10月)から某スクールで講座を持つことになりました。

(情報公開解禁の)9月になったら、その情報をお伝えしたいと思っています。
興味のある方は、暫しお待ちください。

人間到る処青山あり

2012-08-16 08:57:57 | 文化
「人間到る処青山あり」

この故事成語、読むことができますか?
そして、意味は分かりますか?

読みは「じんかんいたるところせいざんあり」
意味は「人間至るところに自分の骨をうずめる山がある」というのが直訳で、「人間にはいろんなところに活躍の場があり、新たに開拓できる場があるからこそ、いろいろと挑戦し、そこに骨を埋めなさい」ということだと理解している。

昔から「好きなことで暮らせるわけがない」と言われているけど、ホントにそうなのだろうか?
「好き」を極めていけば、普通では見えないことも見えてきたり、より深くて幅広い観点から考察し行動につなげていくことも可能になる。

もっと筋道を立てていけば、そして要領がよければ、カネや名誉はついてきたかもしれないが、やはり何かに没頭できる環境が人間には必要だと感じる。
それが仕事であれ、趣味であれ、なんでもいい。
それじゃないと、この世を去るときに悔いを残すような気がする。
そんな生き方はしたくないと常々思っている。

お盆ゆえ、こんなことを考えたりしている。
さぁ自らの人生を賭けた(大げさかな?)仕事をしようっと。



アイディアとリーダー

2012-08-15 07:28:40 | ビジネス
アイディアを出したら、その仕事を最後までさせられる。
とても面倒だし、責任を負いたくないから、何も意見は言わない。

会社などでの会議で、よく見られる場面ではないでしょうか?

確かに、言い出した者が最後まで責任を負わされるくらいなら、何も言わないようにしようといった(消極的な)考えは分からないでもありません。

であるならば、アイディアと責任を別々にすれば、物事はスッキリするはずです。
ただ、アイディアを出す様な人は、責任を負いたがる(もしくは負う立場にある)場合が多いのも事実です。

あとは組織(チーム)内でのバランスとリーダーの裁量次第です。
リーダーに責任を負える才覚がないのなら、消極的になってしまうのも、やむを得ないかもしれませんね。

最終的にリーダーの資質が問われるのです。

合図?サイン?

2012-08-14 08:28:00 | ビジネス
R25の記事から、興味深いものを見つけました。

8月6日付の産経新聞が、都内商業施設の一風変わった接客術を紹介。
あるお店が行っている“声をかけない接客”が巷で話題となっている。

この接客術を行っているのは、今年4月にオープンした商業施設「渋谷ヒカリエ」内の化粧品売り場。
同売り場には3色のブレスレットが用意されていて、それぞれのブレスレットが「白=急いでいます」「ピンク=自由に見ています(声をかけないで)」「緑=カウンセリング希望」を表しており、接客を希望しない客は、店員から話しかけられない仕組みになっている。

この取り組みは、ツイッターユーザーの間でも話題となり、
「どんなお店もこうすべき」
「声掛けられると応対しなきゃならなくて面倒。声掛けて来るお店には次から行かない」
「こういうのも一種のサービスと言えるね」など、産経新聞の記事について1700人以上がツイート。

一方、ネット住民の間からも、2ちゃんねるのニュース速報板に立てられた「【コミュ症のお前ら歓喜】あえて「声をかけない接客 導入へ」というスレッドで、
「聞きたけりゃこっちから聞くし放置して欲しいよな」
「ゆっくり見たいのにいちいち張り付くなよ」
「なぜいままで気づかない??!」と、これまた同様に、声をかけないでほしいことに同意している。

このように、物事に対して比較的素直な反応を示すツイッターユーザーと、常に斜に構えて物事を見るネット住民の意見が一致するのは非常に珍しい。
ネット上には「歩合が付くから声をかけるんだが」「客は背中を押されないと買わないもんだよ」という意見も登場しているが、ツイッターユーザーとネット住民の意見が共通するということは「いかに多くの人が、店員に話しかけられることがイヤだと思っているか」を証明しているともいえそうだ。<了>

確かに販売員にまとわり付かれると、ゆっくり品定めもできないし、何より落ち着けない。
彼らは販売の歩合やノルマもあるんだろうから、気持ちは分かるが、逆効果であるのは確かだ。
やはり接客は「さりげなく」が基本ではなかろうか?
「痒いところに手が届く」が理想的だと私は思いますね。
決して「至れり尽くせり」である必要はないと思うねぇ。

真夏の雪まつり

2012-08-13 08:29:28 | 文化
昨日は朝から倶知安町へ出かけていました。

というのも、この土・日「スノーステージinくっちゃん」という真夏の雪まつりが開催されていたので、涼を求めることと、来冬の雪あそびイベントの参考(視察)を兼ねて行っていました。

町内で保存していた雪を10トンダンプで130台分(1300トン)運び、会場を設営。
ステージや滑り台、クロカンコース(写真)が作られており、滑り台では子どもたちは歓声を上げて楽しんでいました。

また雪の上を流れる風はとても心地よく、充分に涼を感じることが出来ました。

昨日の見所は、午後からの「水面滑走トライアル」です。
13名のチャレンジャーが出場。
思い思いのパフォーマンスがあったり、大爆笑ありの内容で、十二分に満喫できました。

豪雪地帯ならではのイベント、とても素晴らしかったですよ!

ps、クロカンコースの写真を見ていると真冬のように見えます。しかし滑走者は短パン&半袖です。

年間3万人

2012-08-11 08:51:33 | 社会
交通事故での死者が、年間で4000人を割り込もうとしています。
対して、自殺者は今年(7カ月だけ)で17000人に迫り、このままだと年間3万人を軽く突破しそうな勢いだ。
国は、消費税の増税なんかよりも、自殺者対策に本気で対策を講じるべきですよ。
仕事がない。稼ぎが少ない。普通に暮らせない。
これらの条件をクリアするだけでも、大きく状況は変わるはずです。
そして、消費税増税も難無くできるようになるのです。
順番をしっかり吟味していかないと、後々とんでもない状況に陥るのです。
また国民=有権者も、そこらをしっかり見極めないといけないのです。

近いうちに

2012-08-10 08:29:53 | 社会
「近いうちに」

最近のキーワードですが、皆さんどれくらいのイメージをお持ちでしょうか?

私は半月以内という印象で、政治や仕事などの場面では、長くても2ヶ月以内というイメージです。

ただ「近いうちに飯でも行きましょう」という話になるものの、その後ご無沙汰して行けてないことも多々あります。
皆さんもあるのではないでしょうか?

ということは、今回の「近いうちに」もご無沙汰してしまうのかもしれませんよ!

曖昧な表現には何ともいえない危うさも潜んでいるのです。

悲喜こもごも

2012-08-09 08:41:03 | 社会
今回のロンドンオリンピックで日本選手団は、金4、銀13、銅14(9日朝現在)という素晴らしい結果を残し、連日メダル獲得のニュースが報じられている。
国家として、大きな支援もしていないのに、この結果は賞賛されるべきです。

スポーツの力は、国力を表すといいます。
その意味では、日本選手団もなかなか頑張っているといえます。

反面、政治はかなり体たらくであるといえます。
昨夜、民主・自民・公明の党首会談が開かれ、結果三党合意し、消費税の増税法案を通してから、国民に信を問う=総選挙するという。
順序が逆じゃないのか?
国民を馬鹿にするのもいい加減にしろ!
こんなことでは、政治不信が強まるのは間違いない。

現代日本の政治は、どうにもできないことを見越して、茶番劇を繰り返しているようにしか見えない。
事実、手の施しようがないのかもしれない。
でも真の政治家なら、問題を解決すべく立ち上がるべきではないのか?
もっと骨太で、志のある政治家はいないのか?
だらしない限りだ。

ps、野田首相を、あの世にいるジャンボ鶴田が見たら、さぞガッカリするだろう。