懐かしい。
京都で看護学生だったころの旧友に
長らく行方不明だった私は住所を知らせるために電話した。
現役看護師長だって。
そうだな~、そういう年齢だわ。
昨日電話して、どうやら朝帰りだったようで、
向こうから昼過ぎに電話がかかってきた。
彼女が話す思い出話で、私はすっかり忘れていることもあったりで。
なんだか、あの頃の話を懐かしむ自分が
いやいや、この歳になってようやく
あの頃を懐かしむくらいの心の余裕が出てきたのかと
客観的に思った。
殆ど忘れている・・・
ビックリする位に忘れている。
看護師長か~。
みんな、看護部長クラスになっててもおかしくないよな・・・
ゆきの の看護師長ぶりもなんとなく想像できるというか
多分、面倒見がいい師長になってるだろう。
私たちの看護学生の時代はまだよかったよ。って
今は大学をでた人が又看護大学に行きなおして看護師になるとか。
看護学校も少なくなったらしい。
大学が増えたからね。
そう考えると確かに不便だったけど、いい時代だったのかもしれない。
寮生活があんまり辛くてあの頃のことを思い出すのも
嫌だったけど、3年間、同じクラスで40人
よく頑張ったな~って
ほんと、みんなよく頑張ったな~ってつくづく思う。
共通して感じることは、責任感があるってこと。
やっぱり看護師なんてこれがなきゃ勤まらないよね。
もう辞めたよ、って話したら即答
『もったいない』って。
ありがたいね。
もったいないって言ってくれる人がいて。
懐かしくて自然と顔がほころんだ。
そうか~、あの辛かった3年間を振り返ることができるくらいになったんだ。
と、しみじみ感じた。
みんなの住所が分かったらみんなに書を出してみようっと。