あの!
人前に出たがらない息子が、参加賞の500ポイント欲しさに
ついに!!
ベイブードバーストG4大会(小学生限定の公式大会) に出場するという。
受付に向かう道すがら
前を走る少年がアタッシュケースを持っていることに驚く。(サラリーマンかっ)
見渡すと、それぞれに透明だったり、黒だったりのケースを持ち、
その中に、ランチャーやベイが たんまり入っている。
息子が会場の雰囲気に飲み込まれ、
手に持っていた和風のきんちゃく袋を私のバックに隠す(笑)
当日、受付で16名を超えた場合、抽選にて参加者が決まる。(この人気、もちろん超える)
受付番号が読み上げられる抽選時間が、心臓に悪い。
自分の番号が読み上げられたら、受付番号票を持って前に出ていくのだが、
その様子を見た息子がちぢみあがり、「いや、もう 俺、あたらなくていい」と。
「いや、当たってほしくない時に限って当たるから、たぶん当たると思うよ」と私。
で、やっぱり 当たる(笑)
「スリー、ツー、ワン、ゴー シュートっ」
大会前、抽選に当たった少年少女たちが用意されたスタジアムで練習している。
小学生限定といっても幅広い。体の大きな男の子、大会慣れした女の子、様々だ。
私自身、このような大会に参加したことがなく、独特の緊張感に落ち着かない。
息子に素振りならぬ、シュート練習をするよう促すが、
「いや、俺はいい・・・」
いいの? 一度も試すことなく、いきなり本番? ほんとにいいの?!
第1436話 息子の初陣(後編) へと つづく。