木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

文化祭が終わりました。

2024-11-10 22:49:59 | 煎茶
黄檗山萬福寺で行われた、昨日の黄檗売茶流文化祭は無事終了しました。



快晴に恵まれ、家元による献茶式に続き、昼前からはお茶席も始まり、多くの皆様にお席に入っていただきました。



いろいろお話をしながらのお席は煎茶ならでは。
昼休憩を挟んでの6席はさすがに疲れましたが、楽しい時を過ごさせていただきました。
お世話になりました皆様、ありがとうございました。



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黄檗売茶流文化祭2024

2024-11-06 22:15:43 | 煎茶
「黄檗売茶流文化祭2024」が目前に迫りました。
11月19日(土)萬福寺境内で、黄檗売茶流家元による献茶式に始まり、神前神楽舞、舞楽、DOZAN11のコンサートを始め、華道遠州・芦田一寿宗家による「華展」など多彩な催しが繰り広げられます。


また、廻廊では黄檗売茶流社中による12席のお茶席が設けられ、玉露・煎茶・啜り茶・中国茶・ハーブティーなどいろいろなお茶を味わっていただけます。
私も昨年に続き煎茶席を出させてもらいます。


今日はお茶席でお出しするお菓子(柴栗の渋皮煮甘納豆)を作り始めました。

その他、販売・出店もいろいろ。
秋の一日、黄檗山萬福寺で遊びませんか。
詳しくはこちらをご覧下さい。

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黄檗エンジョイフェスタ1日目

2024-05-25 21:24:40 | 煎茶

天王殿の廣目天さんの前で五客一亭のお席をさせていただきました。



手前座(立礼卓)を囲み、いろいろお話ししながらのお席は楽しいひとときでした。


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「黄檗エンジョイフェスタIN萬福寺2024」お茶席のお知らせ

2024-05-23 18:45:04 | 煎茶

煎茶道大会、煎茶工芸展が終わりました。2日間にわたり多くの皆様に煎茶工芸展会場にお運びいただきました。
いろいろお声かけをいただき、本当にありがとうございました。
その余韻が抜けきらない中ですが、次のお茶席のお知らせです。



5月25日(土)26日(日)の2日間、黄檗山萬福寺において「黄檗エンジョイフェスタ in 萬福寺 2024」が開かれ、その会場に煎茶席が設けられます。
フェスタ参加者の皆さんに気軽に煎茶道のお茶席を楽しんでいただこうという催しで、25日は黄檗売茶流、26日は瑞芽庵流が担当します。
会場は、布袋さんのいる天王殿。五客一亭のお席が3席。そのうちの一つを私も担当することになりました。(25日)



エンジョイフェスタには、パン屋さんが大集合される他、萬福寺マルシェ、エンジョイステージ、やましろマーケットなど盛りだくさん。
エンジョイステージでは地元の中学校、高等学校の吹奏楽などの演奏が楽しめます。



参加費は拝観料の500円のみ。ただしお茶席は別に500円が要ります。
初夏の一日、どうぞお楽しみください。
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茶経の茶

2024-04-30 09:41:10 | 煎茶
先週、奈良の瑞徳舎で行われた、「茶経の茶を感じる」に参加しました。
陸羽の茶を再現されたのは、美風流の中谷美風宗匠。2010年に開催された「平城遷都1300年祭」の天平茶会がそのきっかけだったそうです。茶経に書かれている、といってもそれを読み解き再現するのは長い道のりだったようですが、それを一日で体験させていただくのですから本当に貴重な体験でした。



まずは中谷宗匠からのあいさつと一日の流れの説明から



その後茶園に入りお茶摘み。今回摘む茶葉は、一心一葉。こんな贅沢な茶摘みは他にありません。





摘んだ茶葉はすぐに蒸して、



冷ました後すり鉢で細かく磨り潰し、型に入れて突き固めます。



それを天日に干す。そこまでが午前中の作業でした。



昼食はうつぎの精進弁当。



大変手の込んだお弁当でとても美味しくいただきました。



午後はまず、茶経の講義。茶経をどう読み解き、茶の作り方や道具の復元をしてきたか詳しく解説していただきました。



その後、復元した道具を使い、書かれている手順に沿ってお茶を煎れていただきました。



まずは予め作っておかれた餅茶を炭火で焙ることから。



さらに復元した碾を使って粉に挽き、炉にかけた鍑で湯を沸かして茶を煎れます。



「沫」と「餑」も再現されていました。
新芽だけですから、大変カフェインの強いお茶のはずですが、優しい味で美味しくいただきました。まさに、一碗喉吻潤。



帰る頃には先程の餅茶はすっかり色も変わり、順調に感想が進んでいるようでした。
この後串に刺し、更に2日間炭火を使い時間をかけて焙炉でゆっくり乾かすのですが、この作業は先生にしていただきます。出来上がった餅茶は後日参加者に送っていただきます。

今回の催しには全国から沢山の方が参加されましたがその中に、私の故郷の長野県佐久市から参加されているご夫婦がおられ、びっくり。いろいろお話しをさせていただき今後の交流をお約束したこともうれしい出来事でした。
新緑の大和高原での素晴らしい貴重な一日をありがとうございました。
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煎茶工芸秀作展

2023-11-22 18:07:30 | 煎茶
第32回煎茶工芸秀作展が開催されます。





全日本煎茶道連盟主催の東京大煎茶会にあわせて開催される展示会で、今年で32回を数えます。
昨年までは3日間の開催でしたが、煎茶会参加の流派の減少に伴い、今年は2日間の開催になってしまいました。

今回私は、10点出品します。



そのうち、「神代欅タイル炉台」は、1700年代から1800年代のオランダタイルを嵌め込んでみました。
その他、唐木寄木涼炉台、手前盆、一文字盆、黒柿茶托、菓子器、銘々皿等を出品します。
ご高覧いただければ幸いです。

24日午後から陳列で会期中会場におります。その前に明日は会津若松まで行ってきます。

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黄檗売茶流萬福寺文化祭

2023-11-12 22:54:30 | 煎茶
黄檗売茶流萬福寺文化祭が12日晴天のもと行われました。



10時の献茶式から始まり、様々な取り組みが萬福寺境内を使って行われました。



献茶式には雅楽の演奏をバックに、平安装束に身を包んだ皆さんも参加され、式に花を添えていました。

昼前からは廻廊に煎茶席が12席設えられ、参加者に様々なお茶をふるまっていました。
私も、開梛(かいぱん)の下の廻廊で、自分の作った煎茶道具を使い、煎茶のお席を出させていただきました。



お手前は「煎茶四つ急須手前」 4つの急須を使って二煎のお茶を淹れます。
使ったお茶は、無風流の家元の造られている無施肥・無農薬の煎茶を一煎目に
今年の春摘みにいき、僅かに萎凋をかけたあと、釜炒り、手もみを繰り返して仕上げた微発酵茶を二煎目にお出ししました。

今回もお菓子は手づくり
工房近くに自生する栗を拾い、渋皮煮を栗甘納豆に仕上げてお出ししました。





昨年「お菓子が終わって食べられなかった」という方も朝一番にお席に見えるなど、なかなか好評で、睡眠時間を削って作った甲斐がありました。

FaceBookのお友達の中国からのお客様や、「昨年参加できなかった」という方もたくさん見え嬉しい限りでした。



今回もお茶席と共に、制作している煎茶道具も陶芸の作家さんと共に展示させてもらい、参加者に見ていただきました。

お茶を飲んでいただきながら、皆さんといろいろお話しできるのも煎茶席の楽しいところです。
朝早くからの準備の後、切れ目なく8席のお手前を続け、その後の片付けと大変疲れましたが、とても充実した楽しい一日でした。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
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黄檗売茶流文化祭2003

2023-11-07 22:00:01 | 煎茶
黄檗売茶流文化祭が、間近にせまりました。
日時 11月11日(土) 午前10時~午後4時
場所 黄檗山萬福寺 





今年で3回目となる今回は、10時より黄檗売茶流家元による献茶式に始まり、
日本包丁道清和四條流・清元経健盛家元による式包丁!
俳優・窪塚洋介さんの朗読、ギタリスト渥美幸裕さんの演奏!
華道遠州・芦田一寿宗家の「華」と齊藤文護さんの「写真」の協奏!
が行われます。

そして廻廊には黄檗売茶流の茶席の他、中国茶、少数民族のお茶、珈琲などいろいろなお席が設えられます。
その他、煎茶道具を始め、着物、食品、硝子トンボ玉、アクセサリーなどの販売・出店もあります。












写真は昨年の黄檗売茶流文化祭から (齊藤文護氏撮影)

秋の一日、萬福寺でお茶と文化を楽しみませんか。
私も煎茶のお席でお待ちしております。
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売茶忌

2023-07-17 09:29:12 | 煎茶
売茶忌に参列しました。
売茶翁の命日の16日に、黄檗山萬福寺にある売茶堂の前で、毎月各流派が持ち回りで担当し執り行われています。
今月は美風流の担当。



朝から梅雨明けを思わせるような暑い日でした。

美風流のお家元を始めとする先生方と全日本煎茶道連盟の理事の皆さんが壇上で参列。
萬福寺の管長猊下がお経を上げられ、参列者がお焼香をしました。

その後、隣の有声軒で美風流のお茶席に入らせていただきました。



中谷宗匠自らのお手前で、売茶翁が使っていたものと同じ道具(復元)を使って淹れたお茶をいただきました。



売茶翁を偲びながら、売茶翁の生き方にも触れたお話しが心に染み入るひとときでした。
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日本伝茶工芸展

2023-05-16 07:58:10 | 煎茶

展覧会が重なりますが、第37回日本煎茶工芸展のお知らせです。
と き 5月20日(土)~21日(日)
           9:30~16:00
ところ 黄檗山萬福寺 黄龍閣(別館2階) 真空の間
     JR奈良線黄檗駅および京阪黄檗駅より徒歩5分
日本で唯一の煎茶道具の公募展です。
今回、花梨平卓を出品し、京都府知事賞を受賞しました。


写真は制作中の作品です。

展覧会会場へは、萬福寺入山料と工芸展入場料がかかりますが入山券付きの入場券(無料)が少しありますので、ご希望の方はメッセージでご連絡いただければお送りいたします。

なお当日は萬福寺境内において、



全日本煎茶道連盟主催の第66回全国煎茶道大会が開催され、2日間で全国から20の煎茶道流派が参加され茶席が開筵されます。

また、両日、萬福寺主催の「黄檗エンジョイフェスタ」も開催され、京阪沿線で人気のパン屋さんや、マルシェ、キッチンカー、演奏会なども再々され、例年とは違う雰囲気の萬福寺境内になりそうです。
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