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木工芸・漆・道具
木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)
黄檗エンジョイフェスタ1日目
2024-05-25 21:24:40
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煎茶
天王殿の廣目天さんの前で五客一亭のお席をさせていただきました。
手前座(立礼卓)を囲み、いろいろお話ししながらのお席は楽しいひとときでした。
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「黄檗エンジョイフェスタIN萬福寺2024」お茶席のお知らせ
2024-05-23 18:45:04
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煎茶
煎茶道大会、煎茶工芸展が終わりました。2日間にわたり多くの皆様に煎茶工芸展会場にお運びいただきました。
いろいろお声かけをいただき、本当にありがとうございました。
その余韻が抜けきらない中ですが、次のお茶席のお知らせです。
5月25日(土)26日(日)の2日間、黄檗山萬福寺において「黄檗エンジョイフェスタ in 萬福寺 2024」が開かれ、その会場に煎茶席が設けられます。
フェスタ参加者の皆さんに気軽に煎茶道のお茶席を楽しんでいただこうという催しで、25日は黄檗売茶流、26日は瑞芽庵流が担当します。
会場は、布袋さんのいる天王殿。五客一亭のお席が3席。そのうちの一つを私も担当することになりました。(25日)
エンジョイフェスタには、パン屋さんが大集合される他、萬福寺マルシェ、エンジョイステージ、やましろマーケットなど盛りだくさん。
エンジョイステージでは地元の中学校、高等学校の吹奏楽などの演奏が楽しめます。
参加費は拝観料の500円のみ。ただしお茶席は別に500円が要ります。
初夏の一日、どうぞお楽しみください。
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茶経の茶
2024-04-30 09:41:10
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煎茶
先週、奈良の瑞徳舎で行われた、「茶経の茶を感じる」に参加しました。
陸羽の茶を再現されたのは、美風流の中谷美風宗匠。2010年に開催された「平城遷都1300年祭」の天平茶会がそのきっかけだったそうです。茶経に書かれている、といってもそれを読み解き再現するのは長い道のりだったようですが、それを一日で体験させていただくのですから本当に貴重な体験でした。
まずは中谷宗匠からのあいさつと一日の流れの説明から
その後茶園に入りお茶摘み。今回摘む茶葉は、一心一葉。こんな贅沢な茶摘みは他にありません。
摘んだ茶葉はすぐに蒸して、
冷ました後すり鉢で細かく磨り潰し、型に入れて突き固めます。
それを天日に干す。そこまでが午前中の作業でした。
昼食はうつぎの精進弁当。
大変手の込んだお弁当でとても美味しくいただきました。
午後はまず、茶経の講義。茶経をどう読み解き、茶の作り方や道具の復元をしてきたか詳しく解説していただきました。
その後、復元した道具を使い、書かれている手順に沿ってお茶を煎れていただきました。
まずは予め作っておかれた餅茶を炭火で焙ることから。
さらに復元した碾を使って粉に挽き、炉にかけた鍑で湯を沸かして茶を煎れます。
「沫」と「餑」も再現されていました。
新芽だけですから、大変カフェインの強いお茶のはずですが、優しい味で美味しくいただきました。まさに、一碗喉吻潤。
帰る頃には先程の餅茶はすっかり色も変わり、順調に感想が進んでいるようでした。
この後串に刺し、更に2日間炭火を使い時間をかけて焙炉でゆっくり乾かすのですが、この作業は先生にしていただきます。出来上がった餅茶は後日参加者に送っていただきます。
今回の催しには全国から沢山の方が参加されましたがその中に、私の故郷の長野県佐久市から参加されているご夫婦がおられ、びっくり。いろいろお話しをさせていただき今後の交流をお約束したこともうれしい出来事でした。
新緑の大和高原での素晴らしい貴重な一日をありがとうございました。
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煎茶工芸秀作展
2023-11-22 18:07:30
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煎茶
第32回煎茶工芸秀作展が開催されます。
全日本煎茶道連盟主催の東京大煎茶会にあわせて開催される展示会で、今年で32回を数えます。
昨年までは3日間の開催でしたが、煎茶会参加の流派の減少に伴い、今年は2日間の開催になってしまいました。
今回私は、10点出品します。
そのうち、「神代欅タイル炉台」は、1700年代から1800年代のオランダタイルを嵌め込んでみました。
その他、唐木寄木涼炉台、手前盆、一文字盆、黒柿茶托、菓子器、銘々皿等を出品します。
ご高覧いただければ幸いです。
24日午後から陳列で会期中会場におります。その前に明日は会津若松まで行ってきます。
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黄檗売茶流萬福寺文化祭
2023-11-12 22:54:30
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煎茶
黄檗売茶流萬福寺文化祭が12日晴天のもと行われました。
10時の献茶式から始まり、様々な取り組みが萬福寺境内を使って行われました。
献茶式には雅楽の演奏をバックに、平安装束に身を包んだ皆さんも参加され、式に花を添えていました。
昼前からは廻廊に煎茶席が12席設えられ、参加者に様々なお茶をふるまっていました。
私も、開梛(かいぱん)の下の廻廊で、自分の作った煎茶道具を使い、煎茶のお席を出させていただきました。
お手前は「煎茶四つ急須手前」 4つの急須を使って二煎のお茶を淹れます。
使ったお茶は、無風流の家元の造られている無施肥・無農薬の煎茶を一煎目に
今年の春摘みにいき、僅かに萎凋をかけたあと、釜炒り、手もみを繰り返して仕上げた微発酵茶を二煎目にお出ししました。
今回もお菓子は手づくり
工房近くに自生する栗を拾い、渋皮煮を栗甘納豆に仕上げてお出ししました。
昨年「お菓子が終わって食べられなかった」という方も朝一番にお席に見えるなど、なかなか好評で、睡眠時間を削って作った甲斐がありました。
FaceBookのお友達の中国からのお客様や、「昨年参加できなかった」という方もたくさん見え嬉しい限りでした。
今回もお茶席と共に、制作している煎茶道具も陶芸の作家さんと共に展示させてもらい、参加者に見ていただきました。
お茶を飲んでいただきながら、皆さんといろいろお話しできるのも煎茶席の楽しいところです。
朝早くからの準備の後、切れ目なく8席のお手前を続け、その後の片付けと大変疲れましたが、とても充実した楽しい一日でした。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
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黄檗売茶流文化祭2003
2023-11-07 22:00:01
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煎茶
黄檗売茶流文化祭が、間近にせまりました。
日時 11月11日(土) 午前10時~午後4時
場所 黄檗山萬福寺
今年で3回目となる今回は、10時より黄檗売茶流家元による献茶式に始まり、
日本包丁道清和四條流・清元経健盛家元による式包丁!
俳優・窪塚洋介さんの朗読、ギタリスト渥美幸裕さんの演奏!
華道遠州・芦田一寿宗家の「華」と齊藤文護さんの「写真」の協奏!
が行われます。
そして廻廊には黄檗売茶流の茶席の他、中国茶、少数民族のお茶、珈琲などいろいろなお席が設えられます。
その他、煎茶道具を始め、着物、食品、硝子トンボ玉、アクセサリーなどの販売・出店もあります。
写真は昨年の黄檗売茶流文化祭から (齊藤文護氏撮影)
秋の一日、萬福寺でお茶と文化を楽しみませんか。
私も煎茶のお席でお待ちしております。
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売茶忌
2023-07-17 09:29:12
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煎茶
売茶忌に参列しました。
売茶翁の命日の16日に、黄檗山萬福寺にある売茶堂の前で、毎月各流派が持ち回りで担当し執り行われています。
今月は美風流の担当。
朝から梅雨明けを思わせるような暑い日でした。
美風流のお家元を始めとする先生方と全日本煎茶道連盟の理事の皆さんが壇上で参列。
萬福寺の管長猊下がお経を上げられ、参列者がお焼香をしました。
その後、隣の有声軒で美風流のお茶席に入らせていただきました。
中谷宗匠自らのお手前で、売茶翁が使っていたものと同じ道具(復元)を使って淹れたお茶をいただきました。
売茶翁を偲びながら、売茶翁の生き方にも触れたお話しが心に染み入るひとときでした。
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日本伝茶工芸展
2023-05-16 07:58:10
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煎茶
展覧会が重なりますが、第37回日本煎茶工芸展のお知らせです。
と き 5月20日(土)~21日(日)
9:30~16:00
ところ 黄檗山萬福寺 黄龍閣(別館2階) 真空の間
JR奈良線黄檗駅および京阪黄檗駅より徒歩5分
日本で唯一の煎茶道具の公募展です。
今回、花梨平卓を出品し、京都府知事賞を受賞しました。
写真は制作中の作品です。
展覧会会場へは、萬福寺入山料と工芸展入場料がかかりますが入山券付きの入場券(無料)が少しありますので、ご希望の方はメッセージでご連絡いただければお送りいたします。
なお当日は萬福寺境内において、
全日本煎茶道連盟主催の第66回全国煎茶道大会が開催され、
2日間で全国から20の煎茶道流派が参加され茶席が開筵されます。
また、両日、萬福寺主催の「黄檗エンジョイフェスタ」も開催され、京阪沿線で人気のパン屋さんや、マルシェ、キッチンカー、演奏会なども再々され、例年とは違う雰囲気の萬福寺境内になりそうです。
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茶摘み
2023-05-06 22:23:39
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煎茶
昨日は美風先生の主宰する瑞徳舎で行われたお茶摘みに妻と参加。
茶摘みといっても単にお茶を摘むだけでなく、釜炒り製法で一日で煎茶にまで仕上げるというもの
東京や神奈川からの参加者も含め16名が参加。
新緑につつまれ、ウグイスの鳴き声を聞きながらのお茶摘みは爽快でした。
午前中2時間ほどで、かなりの量のお茶を摘むことが出来ました。
茶葉の半分は薄日の差す外に小一時間ほどおいて萎凋をうながし、微発酵茶に。
昼食は、
「うつぎ」
特性のお弁当。瑞徳舎や周辺で採れた食材をふんだんに使った精進料理。
このお弁当も組みの楽しみの一つ。
午後からは、いよいよ製茶。
まずは釜で炒って発酵を止める、「殺青」。
師匠の炒り方のお手本
を見せていただいて、いざ本番!
今年は釜が2つ用意され、煎茶と微発酵茶の2組に分かれて釜炒り
底に茶葉をとどめず、釜の側面で一瞬止めて熱を加えた後茶葉をほぐして混ぜる・・
200℃を越える釜の底に指が触れるとあちちっ! なかなか師匠のようにはいきません。
殺青が終わると一旦釜から取り出し、揉捻
何回か釜炒、柔稔をくり返し
約3時間ほどで、きれいな釜炒茶に仕上がってきました。
その後、美風先生のお点前で出来上がったお茶の試飲。
瑞徳の空気の中で飲むお茶は香り高く、他では味わえない美味しさでした。
ここで造ったお茶は、秋の萬福寺文化祭のお茶席で使わせていただく予定です。
自然に囲まれ、楽しく大変有意義な春の一日でした。
美風先生、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
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萬福寺 黄檗売茶流文化祭
2022-12-18 09:40:24
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煎茶
少し前の事ですが、去る11月12日、黄檗山萬福寺において黄檗売茶流 文化祭が開催されました。
写真家の齋藤文護氏より写真を頂きましたので紹介します。
文化祭は、献茶式から始まりました。
献茶式の後、管長猊下の前で教授資格の取得者に家元から免状が授与されました。
その後、回廊には黄檗売茶流社中による14の茶席が設えられ、参加者が自由に茶席に。
どのお席も大変賑わっていました。
私も、西方丈の前に席を設えさせていただきました。
他のお席の多くが玉露でしたので、急須を4つ使った「煎茶四つ急須」というお手前で参加者に「煎茶」をお出ししました。
お茶はこの春、奈良の美風流宗匠と健一自然農園代表の伊川健一氏の指導で、茶摘みから製茶まですべて参加者自ら行った微発酵の釜炒り茶を使いました。
さらに、お菓子も工房の近くで採った柴栗で渋皮煮の甘納豆を作りお出ししました。
また、手前座、床几からお茶道具まで、木でできるものは自分で作った物を使いました。
いろいろお話ししながらの気楽な煎茶席で、楽しんで頂けたのではないかと・・・。(自己満足ですが・・)
いや、一番楽しんでいたのは、私自身かもしれません。
茶席の横には、陶芸家の稲澤隆生さんの作品と私の作品を並べたコーナも設置。
お茶道具も見ていただきました。
境内では、
華道遠州.芦田一寿宗家の生け花展と文化財のコラボレーション
古賀久士氏の「奇跡の歌声」
の他、写真展、柔術の演武などが開かれ、多くの来場者が「日本の文化」を楽しんでおられました。
また、飛び入りで、喜納昌吉氏のサプライズコンサートもあったのですが、
私は、茶席から離れられず、何一つ参加できませんでした。(;_;)
でも、秋晴れの元、楽しく充実した1日を過ごすことができました。
お世話になりました皆さん、ありがとうございました。
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伝統工芸・木工芸の世界を知り、独学で指物を学び始めたのは約40年前。現在は煎茶道具や家具などの受注制作の傍ら、日本伝統工芸展や日本煎茶工芸展などに出品する作品の制作を楽しんでいます。
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