木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

日本伝茶工芸展

2023-05-16 07:58:10 | 煎茶

展覧会が重なりますが、第37回日本煎茶工芸展のお知らせです。
と き 5月20日(土)~21日(日)
           9:30~16:00
ところ 黄檗山萬福寺 黄龍閣(別館2階) 真空の間
     JR奈良線黄檗駅および京阪黄檗駅より徒歩5分
日本で唯一の煎茶道具の公募展です。
今回、花梨平卓を出品し、京都府知事賞を受賞しました。


写真は制作中の作品です。

展覧会会場へは、萬福寺入山料と工芸展入場料がかかりますが入山券付きの入場券(無料)が少しありますので、ご希望の方はメッセージでご連絡いただければお送りいたします。

なお当日は萬福寺境内において、



全日本煎茶道連盟主催の第66回全国煎茶道大会が開催され、2日間で全国から20の煎茶道流派が参加され茶席が開筵されます。

また、両日、萬福寺主催の「黄檗エンジョイフェスタ」も開催され、京阪沿線で人気のパン屋さんや、マルシェ、キッチンカー、演奏会なども再々され、例年とは違う雰囲気の萬福寺境内になりそうです。
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伝統工芸木竹展陳列

2023-05-10 22:12:00 | 木工芸
伝統工芸木竹展の作品陳列に行って来ました。

会場となる竹中大工道具館の1Fホールには新しい展示台が設えられていました。
梱包を解き、作品を展示台に並べ、ほぼ一日掛けて陳列が完了しました。



今回、作品のキャプションには、作者の一言が書き添えられています。
制作にあたっての作者の思いや工夫した点などを感じていただけたらと思います。

また、会場奥の壁には、木工芸に使う木の標本が掛けられています。


工芸会の倉庫に眠っていた標本が、説明などが須田先生により再編集され掲示用に整えられました。



今では入手しにくい貴重な材から、名前は同じでも違う様相を見せる材まで80枚が集められ、木工家や木に興味のある人必見です。

第19回伝統工芸木竹展は
 2023年5月13日(土)~6月18日(日) 10:00~16:00
竹中大工道具館 1Fホール
   神戸市中央区熊内町7-5-1 山陽新幹線・市営地下鉄「新神戸駅」徒歩3分
    078-242-0216
で開催されます。
是非ご高覧下さい。
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伝統工芸木竹展神戸展が開催されます。

2023-05-08 20:27:02 | 伝統工芸展
第19回伝統工芸木竹展神戸展が開催されます。
神戸展は今回で3回目の開催です。





期日 2023年5月13日(土)~6月18日(日)
時間 10:00~16:00
会場 竹中大工道具館 
   神戸市中央区熊内町7-5-1 山陽新幹線・市営地下鉄「新神戸駅」徒歩3分
    078-242-0216

大工道具館は入場料が700円(65歳以上のシニア・大学生・高校生は500円)かかりますが、
木竹展の他、大工道具館も全て見学できます。
 
全国から応募された作品の内、鑑査され入選した作品と重要無形文化相保持者(人間国宝)の作品約60点が展示されます。
小生は今回、「献保梨拭漆箱」を出品し、東京都教育委員会賞を受賞しました。
京都・大阪からは少し離れますが、お出かけのついでがありましたらご高覧いただきたいと思います。

なお、伝統工芸木竹展は、神戸展の後
6月21日(水)~26日(月) 
東京・日本橋三越本店 7本館階 催物会場 にて開催されます。
詳しくは後日ご案内いたします。

 
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茶摘み

2023-05-06 22:23:39 | 煎茶
昨日は美風先生の主宰する瑞徳舎で行われたお茶摘みに妻と参加。
茶摘みといっても単にお茶を摘むだけでなく、釜炒り製法で一日で煎茶にまで仕上げるというもの
東京や神奈川からの参加者も含め16名が参加。


新緑につつまれ、ウグイスの鳴き声を聞きながらのお茶摘みは爽快でした。



午前中2時間ほどで、かなりの量のお茶を摘むことが出来ました。
茶葉の半分は薄日の差す外に小一時間ほどおいて萎凋をうながし、微発酵茶に。


昼食は、「うつぎ」特性のお弁当。瑞徳舎や周辺で採れた食材をふんだんに使った精進料理。
このお弁当も組みの楽しみの一つ。

午後からは、いよいよ製茶。
まずは釜で炒って発酵を止める、「殺青」。


師匠の炒り方のお手本
を見せていただいて、いざ本番!

今年は釜が2つ用意され、煎茶と微発酵茶の2組に分かれて釜炒り
底に茶葉をとどめず、釜の側面で一瞬止めて熱を加えた後茶葉をほぐして混ぜる・・
200℃を越える釜の底に指が触れるとあちちっ! なかなか師匠のようにはいきません。

殺青が終わると一旦釜から取り出し、揉捻
何回か釜炒、柔稔をくり返し



約3時間ほどで、きれいな釜炒茶に仕上がってきました。



その後、美風先生のお点前で出来上がったお茶の試飲。
瑞徳の空気の中で飲むお茶は香り高く、他では味わえない美味しさでした。

ここで造ったお茶は、秋の萬福寺文化祭のお茶席で使わせていただく予定です。

自然に囲まれ、楽しく大変有意義な春の一日でした。
美風先生、スタッフの皆さん、ありがとうございました。

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明日から煎茶工芸四人展

2023-05-02 23:24:01 | 作品展
今日は朝から煎茶工芸四人展の搬入。


会場の朝日堂さんは、清水寺のすぐ前。
平日にもかかわらず、朝から清水坂はたくさんの観光客であふれていました。

展示会場は朝日堂さんの2階ギャラリー。


下見の時その広さに圧倒され、急きょ出品点数を増やしました。
4人で約150点・組の作品が並びます。

午後4時過ぎまでかかってやっと陳列が完了。


ギャラリーの東の窓からは清水寺の三門や三重塔が一望。
その前に4人の作品で煎茶席の設え風?に展示


ケースには漆のアクセサリーなどの小物が並びます。


こちらは西側。


硝子ケースの中には、銀の茶心壺や茶托、漆の作品が並びます。

煎茶工芸四人展は 明日3日から22日(月)まで
時間は午前9:30~午後6:00まで
朝日堂本店2F 陶芸ギャラリーで開催します。

簡単な呈茶席も用意しております。
お出かけのついでに是非お立ち寄りください。

私は、5/4、14,18,22日に在廊予定です。
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