木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

箱作り

2015-01-17 23:33:11 | 木工


箱の内側の拭漆がほぼ仕上がりました。
養生のマスキングテープ等を外して組み立て。


組み立て完了。今回はPIボンドを使いました。麦漆に比べ乾きが速い!


続いて内箱の制作。材は黄蘗を使ってみました。


上下二段。仕口は隠し蟻。段欠きをして


鑿でほぞとほぞ穴を刻み。


留めを削って完了・・・と口で言うのは簡単です。


仮組みもOK!
こうしてボチボチと進んでいきます。


こちらは昨年から引きずっているスプーンの塗り。
やっと上塗りまでこぎ着きました。



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茶香服

2015-01-16 21:42:53 | その他
退教互宇治東支部主催の茶香服(ちゃかぶき)大会があり、妻と参加しました。
会場は、宇治茶道場「匠の館」

もちろん初めての参加です。
茶香服という名前は良く聞くので、宇治市民として一度は経験してみたいと参加しました。


主催者の挨拶の後、煎じ手の方から、お茶の歴史や茶香服の遊び方の説明をしていただきました。


茶香服とは、小さな茶碗に注がれて次々出される5種類のお茶を飲み当てるというものです。
今回使われたお茶は、宇治玉露、宇治碾茶(てんちゃ)、和束煎茶、鹿児島煎茶、玄米茶の5種類で、それぞれ花、鳥、風、月、客と
いう名前がつけられています。順番を変えて出されるお茶がそのどれかを当てるのです。


競技?開始。玄米茶は別として、玉露と煎茶の違いぐらいはわかるかもしれないが、碾茶など飲むのは初めて。
本来は5回くり返し、総合得点を競うのですが、今回は3回。
2回目になると何となくわかったように思えたのですが、3回目はまた???
でも、普段飲めないような高級茶が味わえ、なかなか楽しい!


途中、なにやらテレビの取材が飛び込んできたりして・・・。

さて結果は・・・

なんと、妻が最高得点で1位!!
初参加で、家では普段ほうじ茶しか飲まないのに・・・・
これも煎茶の稽古のお陰ですね。
参加者の皆さんの楽しいお話しを聞き、お茶についても勉強し、美味しいお茶も味わい、楽しい時を過ごしました。
お世話いただいた役員さんありがとうございました。
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初煎会

2015-01-12 21:12:42 | 木工
黄檗賣茶流の家元初煎会に行ってきました。場所は高槻市の廣智寺。

お茶席に入ってびっくり。
なんと、昨年お納めした器局と手前盆をお手前に使っていただいていました。
慳貪の扉には若宗匠のほていさんの絵と、


「今年こそ寄せてもらうつもりです。」という家元の言葉が書かれていました。
初煎会という晴れのお席で使っていただけるとは思ってもいなかったので本当にうれしく思いました。
お茶を慈しみ奥深くゆったりとした家元のお手前を拝見し、おいしいお茶をいただきました。


床飾りも素晴らしかったです。


お茶席のあとは点心をいただきました。
日頃お世話になっている皆様にもお目にかかれ、楽しく満ち足りたひとときを過ごすことができました。
ありがとうございました。
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獅子舞

2015-01-10 14:15:50 | 炭山
昨年漆を塗らせていただいた獅子頭を使って獅子舞が行われるというので行ってきました。

会場は、炭山の笠取第二小学校体育館
今日は学校の土曜参観。
昼休み、保護者や地域の皆さんがもちつき大会をされ、その場で獅子舞が舞われました。


子どもたちも頭を獅子にかんでもらい、一年の無病息災を祈っていました。


地域の皆さんも参加され、お餅を食べながら獅子舞を楽しんでおられました。


こうした取り組みが地域ぐるみで行われるのも炭山ならではですね。
そんな取り組みにちょっとでもお手伝いできたことは大きな喜びです。

明日は炭山八幡宮を出発し、炭山陶芸~中炭山~上炭山と獅子舞が回るそうです。
炭山自然と文化の会の皆様ご苦労様です。


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箱作り

2015-01-05 22:59:29 | 木工

この時期恒例?の箱作り。

材は何を使おうか迷った末、今回はタモを使ってみることにしました。
まずは、蓋の部材の木作り。


そして、仕口の墨付け。


鑿で刻んで、仮組して調整。


刻みの済んだ部材。今年は昨年の課題を踏まえ、ちょっと特殊な隠し蟻にしてみました。


天板は甲盛りの曲面に合わせて裏を曲面に削ります。

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謹賀新年

2015-01-01 22:20:35 | その他
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。

昨年に続き、今年も初詣に萬福寺へ行ってきました。

家を出た頃降り出した雪は、30分ほど歩いて萬福寺に着いた頃には本降りになっていました。


ここ数年、初詣は萬福寺です。


雪のためもあり、静かな境内でした。


初詣を済ませ、雪の鳳凰堂をみようと平等院へ向かいました。



昨年の大修理後初めて訪れました。美しく落ち着いた丹土の赤が雪景色に美しく溶け込んでいました。


雪の平等院は初めてです。


鳳翔館を見学し、外に出た頃には夕暮れもせまり、雪の中で鳳凰堂はまた違った美しさでした。


雪はしんしんと降り続いていました。



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