240番の耐水ペーパーから始まった五稜箸の水研ぎが600番まで完了。やっと下地ができました
こうして1膳ずつペアーにして研ぎ、仕上げていきます。
40膳の箸をすべて研ぐのに約5時間かかります。
さすがに一度にすべて研ぐのは大変なので、半分ずつ作業を進めました。
1本ずつ生漆を塗り、しばらく置いてから綿布で拭き取ります。
40膳完了。これからが漆を塗って拭く、いわゆる拭漆の工程になります。
今回使った漆はこれ。
浄法寺漆産業さんから注文していた生漆が届いたので早速使ってみました。
箸と椀に塗ってまず感じたことは、木地への吸い込みや延びが良いこと、それでいて肉持ちも良いようです。
また、乾きも良いようですが、現場で速く乾きすぎるということもなく、とても使いやすいという印象を受けました。