木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

初滑り

2017-01-30 21:26:15 | スキー
今シーズンの初滑りに、奥神鍋スキー場へ行ってきました。
・・・スキーに行っているゆとりがあるのか!と言う声が聞こえてきそうですが・・・

目的は所属するクラブ主催の「今井優子プロレッスン」への参加


スキー場は朝から雨、雨、雨・・・・
日本のトップデモ(ナショナルデモンストレーター)のレッスンなど滅多に受けられるものではありません。
雨にも負けず頑張りました。


この雨の中、ゲレンデには誰もおらず、まさにプライベートゲレンデ。
午前2時間、午後2時間があっという間に過ぎてしまいました。


最後に参加者で記念撮影。
レッスンも大変中身の濃いものでした。課題ができたかどうかは別として・・・(^_^;)
今井先生、お世話いただいたO指導員、参加者の皆さんお世話になりありがとうございました。

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煙草入れ箪笥完成

2017-01-25 21:47:39 | 木工


塗装が終わり、取っ手を取り付け煙草入れ箪笥が完成しました。
これが新たに台輪をつけたパターン。


拭漆をした台差しに嵌めてみると、ちょっと重厚な雰囲気になりますね。
緊張が続いた長い道のりでしたが多くの事を学ぶことができました。

田辺さんお待たせしました。近日中にお送りするかお届け致します。

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抽斗の制作 続き

2017-01-24 21:44:07 | 木工

一晩おいて糊の乾いた抽斗、鉋で削って調整。


片手でスムーズに出し入れができるよう調整します。


取っ手を仮止めして・・うまく収まってくれました。


素地調整をして塗装。今回はガラス塗料を使ってみました。

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抽斗の制作

2017-01-23 22:17:24 | 木工
煙草入箪笥の制作もいよいよ佳境に入り、抽斗の制作

隠蟻の加工をした側板に仕切り板を嵌める小穴を突きます。


中央の仕切り板を嵌め


横の仕切りを入れ六つに分割。この一つ一つに煙草入れが入ります。


更に、根付けを入れるスペースの仕切りを付けます。
各部屋の寸法も様々なので0.1mm単位の精度が求められます。
仮組みしながら一つ一つ確認して作業を進めました。
デジタルノギスが大活躍。


仕上げの鉋掛や面取りを済ませた部材。

そして組み立て。

部材が多いので部分に分けて糊を入れて組み立て。まずは内側の仕切りから。
糊がほぼ乾いたら次の組み立てへ。


前板、先板を先に嵌め、


最後に側板を嵌めてハタガネで締めました。
何とか収まりました。フー!(^_^;)





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箪笥部の枠

2017-01-12 21:21:17 | 木工

箪笥の枠の組み立てが無事完了しました。


続けて底板台差の制作。グラナディラの枠に栃の板を嵌めました。


留めは雇核を2枚入れました。
台差と箪笥本体の接合は頭を悩ました所です。
結局別に作って台差と底板の拭漆が終わってから嵌めることにしました。


多少の調整でぴったり収まってくれました。
2つめの大きな関門が無事通過できた!そんな感じです。


底板の内側はマスキングテープで養生し


拭漆をします。
この拭漆と並行して抽斗の制作に取りかかります。

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初煎会

2017-01-10 22:44:48 | 煎茶
昨日は黄檗売茶流の初煎会に行ってきました。

お家元のお手前を拝見し、美味しいお茶をいただきました。
茶碗に茶を注がれる姿からそこに売茶翁がいるような錯覚に陥り、大変感動しました。


床の間お軸は、矢山利彦先生の書で「そしじ」と読みます。愛と感謝と調和を表している字だそうです。


お作りした如意も飾っていただいていました。

お家元のお話を伺い、皆様にもご挨拶し新年にふさわしい和やかな中にも気の引き締まったひとときでした。
ありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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蓋部が完成

2017-01-08 21:37:37 | 木工

栃拭漆煙草入箪笥の蓋部の拭漆が完成しました。


側板の下の覆輪にあたる部分は雇核であとから嵌められるようになっています。

拭漆の作業と並行して、中の箪笥部の制作もすすめて来ました。

乾燥庫で乾燥させた板の鉋掛け。平面を出し、天板と側板の厚みを揃えます。


縁に紫檀を貼って隠し蟻の刻み。


仮組して確認します。巾の広い板の隠し蟻は細かなものとは又違う難しさがありますね。


背板、棚板を嵌めて仮組。
この後糊を付けて本組み。一番緊張する瞬間です。

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あけましておめでとうございます

2017-01-01 22:55:35 | その他
皆様も良いお年を迎えられたことと思います。
昨年中はお世話になりありがとうございました。


我が家では今年は長女が海外へ研修に行っているため家族4人で正月を迎え、ささやかな手作りのおせちを囲みました。

午後は妻と二人で初詣に。

行き先は恒例になっている黄檗山萬福寺。
家から約3kmの道のりを歩いて行きました。


七福神めぐりの参拝者が大きな色紙をもって訪れる以外は比較的人も少なく、境内をゆっくり巡ることができました。


法堂も夕日を受けて静かに佇んでいました。

帰り道、許波多神社に参ってきました。

西暦645年「皇極天皇が夢で『吾れ天神故に下土に神陵なし吾が霊を祭祀し給へ』とのお告げを受け、中臣鎌足に命じ木幡荘に社殿を造営させた」と伝えられています。


そんな由緒ある神社で、まさに木幡地域の氏神様なのですが、その昔子どもが小さい頃秋祭りに一度来た程度。


夕方の時間でしたがたくさんの人がお参りに来ていました。
こうして暖かく穏やかな一日が過ぎていきました。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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