もう一つ、展覧会のお知らせです。
第14回伝統工芸木竹展が開かれます。
会期:6月12日(水)~18日(火) 午前10時~午後7時 最終日は午後4時閉場
会場:東京日本橋三越本店 本会6階美術特選画廊 (入場無料)
隔年の開催です。
「栃赤漆十角箱(とちせきしつじゅっかくのはこ)」を出品しております。
制作途中の写真しかありませんが、今回は内箱に神代欅を使い、蝋仕上げにしてみました。
お近くにお出かけのついでがありましたらお立ち寄り下さい。
第14回伝統工芸木竹展が開かれます。
会期:6月12日(水)~18日(火) 午前10時~午後7時 最終日は午後4時閉場
会場:東京日本橋三越本店 本会6階美術特選画廊 (入場無料)
隔年の開催です。
「栃赤漆十角箱(とちせきしつじゅっかくのはこ)」を出品しております。
制作途中の写真しかありませんが、今回は内箱に神代欅を使い、蝋仕上げにしてみました。
お近くにお出かけのついでがありましたらお立ち寄り下さい。
本日で京都展が終わり、夕方から作品の搬出に行ってきました。
会期中、たくさんの皆様にお越しいただきました。
そして、多くの方から作品の感想や、お祝いの言葉をいただきました。
それを励みにしまして、一層制作に励みたいと思います。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
続いてまた、展示会のお知らせです。
二人展の日程と重なりますが、日本工芸会近畿支部小品展が6月6日(木)から11日(火)まで、京阪百貨店守口店で開催されます。
この展示会では、工芸会の会員の制作した日常の生活で使われる小物等が、展示・即売されます。
私は、栃赤漆小筥や同じく栃赤漆のぐい呑みを出品します。
お近くにおいでの節は是非お立ち寄り下さい。
会期中、たくさんの皆様にお越しいただきました。
そして、多くの方から作品の感想や、お祝いの言葉をいただきました。
それを励みにしまして、一層制作に励みたいと思います。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
続いてまた、展示会のお知らせです。
二人展の日程と重なりますが、日本工芸会近畿支部小品展が6月6日(木)から11日(火)まで、京阪百貨店守口店で開催されます。
この展示会では、工芸会の会員の制作した日常の生活で使われる小物等が、展示・即売されます。
私は、栃赤漆小筥や同じく栃赤漆のぐい呑みを出品します。
お近くにおいでの節は是非お立ち寄り下さい。
6月8日(土)9日(日)の二日間、みやこメッセに於いて、二人展を開催致します。
私が千代鶴貞秀さんと知り合ったのは、今から28年前の1985年。
それからいろいろとお世話になり、私の使う鉋のほとんどを作っていただきました。
千代鶴貞秀作の鉋や小刀、槍鉋などと、それを使って作った木工作品を展示します。
実際に使っている道具も展示する予定です。
是非ご覧いただきたいと思います。
展示会まであと2週間、制作も最後の追い込みです。
仕事の手を休めて、ふと外を見ると、晴れた空に若葉が鮮やかに輝いていました。
京都展、明日は11時より「自作を語る」で少しお話しさせていただきます。
昨日より、伝統工芸近畿展京都展が始まりました。
開会に先立ち、会場前でオープンセレモニーがおこなわれました。
会場には、開会と同時にたくさんのお客様がおみえになっていました。
その後、おこなわれた授賞式と祝賀会。
京都展は27日(土)まで開催されます。
各分野、240点の作品が展示されています。
是非ご覧いただきたいとおもいます。
開会に先立ち、会場前でオープンセレモニーがおこなわれました。
会場には、開会と同時にたくさんのお客様がおみえになっていました。
その後、おこなわれた授賞式と祝賀会。
京都展は27日(土)まで開催されます。
各分野、240点の作品が展示されています。
是非ご覧いただきたいとおもいます。
18日、19日の二日間に亘って、全国煎茶道大会および日本煎茶工芸展が黄檗山萬福寺にて開催されました。
18日夜には、京都市内にて、煎茶工芸展の授賞式を兼ねて煎茶道大会の懇親会が開かれ、行ってきました。
全国から各流派の家元を始めとする皆さん、300名以上が参加する大きな催しに圧倒されましたが、煎茶工芸会の先輩の皆さんからいろいろお話しを伺うこともでき、楽しい時間を過ごすことができました。
萬福寺へは19日に行ってきました。
はじめに、煎茶工芸会の会場へ。出品されている各分野の作品はどれもすばらしいものでした。
自作とも2ヶ月ぶりに再会。
審査員の先生からもいろいろお話しをお聞きすることができました。
今年は売茶翁没後250年を記念した展示会も同時に開かれ、見応えがありました。
本堂の前では、献茶式が行われ、いつもは静かな境内が大変賑わっていました。
お茶席は、まずいつもの黄檗売茶流のお席へ。
今年の設えは、風をテーマにをされたとのことでした。
最近お手前を習い始めたので、お手前を拝見するのも楽しみの一つです。
今年は他に、秋田県から見えた狭山流と、黄檗幽茗流のお席でお茶をいただきました。
境内の木々の緑も美しく、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
先週の天気予報は、二日間とも雨と予報していましたが、2日目の昼まで天気も持ち、本当に良かったですね。
18日夜には、京都市内にて、煎茶工芸展の授賞式を兼ねて煎茶道大会の懇親会が開かれ、行ってきました。
全国から各流派の家元を始めとする皆さん、300名以上が参加する大きな催しに圧倒されましたが、煎茶工芸会の先輩の皆さんからいろいろお話しを伺うこともでき、楽しい時間を過ごすことができました。
萬福寺へは19日に行ってきました。
はじめに、煎茶工芸会の会場へ。出品されている各分野の作品はどれもすばらしいものでした。
自作とも2ヶ月ぶりに再会。
審査員の先生からもいろいろお話しをお聞きすることができました。
今年は売茶翁没後250年を記念した展示会も同時に開かれ、見応えがありました。
本堂の前では、献茶式が行われ、いつもは静かな境内が大変賑わっていました。
お茶席は、まずいつもの黄檗売茶流のお席へ。
今年の設えは、風をテーマにをされたとのことでした。
最近お手前を習い始めたので、お手前を拝見するのも楽しみの一つです。
今年は他に、秋田県から見えた狭山流と、黄檗幽茗流のお席でお茶をいただきました。
境内の木々の緑も美しく、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
先週の天気予報は、二日間とも雨と予報していましたが、2日目の昼まで天気も持ち、本当に良かったですね。
18日午後、大阪湯木美術館で、漆の岩渕先生の講演会が開かれ、行ってきました。
美術館では、春季特別展「茶に湯の漆器 -利休と不昧のデザイン-」が開催中で、それに合わせて
「数寄の塗り物解剖学 ~利休在判黒大棗を中心に~」という演題で講演をされました。
実際に、室町時代に作られたこの黒大棗を手にとって調査された時の資料を元に、形の特長や素材、塗り、漆の艶などについて、
その特長や他作との違いについて、詳しく話していただきました。
また、その他の大棗や、茶の漆器などの特長や漆の技法などについても、実に興味深いお話しを聞くことができました。
改めて、先人の美意識や、それを作り出した技の素晴らしさに驚かされました。
そして、今までは漫然と眺めていた棗ですが、改めて見ると、それぞれが絶妙な曲線やバランスで構成されていることがわかり、
その違いも実におもしろいと思いました。
講演は1時間半でしたが、時間が足りず、もっともっと聞きたかったです。
続きは、漆塗り教室の時に少しずつ聞かせていただけるのでは・・・と厚かましい期待を抱いているのですが・・・。
美術館では、春季特別展「茶に湯の漆器 -利休と不昧のデザイン-」が開催中で、それに合わせて
「数寄の塗り物解剖学 ~利休在判黒大棗を中心に~」という演題で講演をされました。
実際に、室町時代に作られたこの黒大棗を手にとって調査された時の資料を元に、形の特長や素材、塗り、漆の艶などについて、
その特長や他作との違いについて、詳しく話していただきました。
また、その他の大棗や、茶の漆器などの特長や漆の技法などについても、実に興味深いお話しを聞くことができました。
改めて、先人の美意識や、それを作り出した技の素晴らしさに驚かされました。
そして、今までは漫然と眺めていた棗ですが、改めて見ると、それぞれが絶妙な曲線やバランスで構成されていることがわかり、
その違いも実におもしろいと思いました。
講演は1時間半でしたが、時間が足りず、もっともっと聞きたかったです。
続きは、漆塗り教室の時に少しずつ聞かせていただけるのでは・・・と厚かましい期待を抱いているのですが・・・。
伸縮式テーブルで一番の課題は、天板をどうするかです。
構造上、有効な摺桟を入れることができませんし、また、板が痩せるとサイドテーブルを引き出すこともできなくなります。
天板の重量なども考慮し、今回は24mm厚のシナのランバーコアを使うことにしました。
そこで問題となるのが縁の処理。特に伸縮部の天板は半円形をしています。
普通は突板テープなどを貼るのでしょうが、それでは丈夫さに問題がありそう。
そこで、タモの板を曲げて縁貼りすることにしました。
曲げ木の技法は、今年の1月徳永順男氏の講演会で教えていただいた方法を試してみることにしました。
板の厚みは、ハタガネで直に押さえるので、その傷を取るための削りしろを含め8mmとしました。
濡らしたタモの板をアルミホイルで包み、アイロンをかけること約10分。
このアイロン、スキーのワックスがけ用を流用。
それを、サイドの天板の曲面に沿って曲げ、ハタガネで固定し、一晩おきました。
もう一つの問題は脚部はタモ材を使ったのに、天板がシナではどうも合わないこと。
そこで、タモの突板を表面に貼ることにしました。
幅150mmの突板を順番に貼っていきます。
突板を貼るのはもちろん初めて。うまく貼れるか不安もありましたが、思ったよりうまくいったようです。
中央の天板の縁貼り。
サイドの天板にも突板を貼り、曲げたタモ材で縁貼り。ハタガネ総動員です。
縁は、いつもの曲面に仕上げました。
その他必要な部材を付けて、木地が完成。
中央の天板の大きさは、1、2m×90cm。
中央天板の下からサイドを引き出すと、
面一になります。
さらに、反対側も引き出すと2mのテーブルになります。
構造上、有効な摺桟を入れることができませんし、また、板が痩せるとサイドテーブルを引き出すこともできなくなります。
天板の重量なども考慮し、今回は24mm厚のシナのランバーコアを使うことにしました。
そこで問題となるのが縁の処理。特に伸縮部の天板は半円形をしています。
普通は突板テープなどを貼るのでしょうが、それでは丈夫さに問題がありそう。
そこで、タモの板を曲げて縁貼りすることにしました。
曲げ木の技法は、今年の1月徳永順男氏の講演会で教えていただいた方法を試してみることにしました。
板の厚みは、ハタガネで直に押さえるので、その傷を取るための削りしろを含め8mmとしました。
濡らしたタモの板をアルミホイルで包み、アイロンをかけること約10分。
このアイロン、スキーのワックスがけ用を流用。
それを、サイドの天板の曲面に沿って曲げ、ハタガネで固定し、一晩おきました。
もう一つの問題は脚部はタモ材を使ったのに、天板がシナではどうも合わないこと。
そこで、タモの突板を表面に貼ることにしました。
幅150mmの突板を順番に貼っていきます。
突板を貼るのはもちろん初めて。うまく貼れるか不安もありましたが、思ったよりうまくいったようです。
中央の天板の縁貼り。
サイドの天板にも突板を貼り、曲げたタモ材で縁貼り。ハタガネ総動員です。
縁は、いつもの曲面に仕上げました。
その他必要な部材を付けて、木地が完成。
中央の天板の大きさは、1、2m×90cm。
中央天板の下からサイドを引き出すと、
面一になります。
さらに、反対側も引き出すと2mのテーブルになります。
日本伝統工芸近畿展の京都展が、22日(水)より、京都高島屋にて開催されます。
連日、午後2時より列品解説が行われます。
木竹工は、25日(土)午後2時より、中川清司先生による列品解説が行われます。
当日、午前11からの「自作を語る」で私も短時間お話しをさせていただきます。
開場時間は午前10時より午後8時までです。
お近くにおいでの際には是非お立ち寄りください。
また、5月18日(土)、19日(日)には、宇治市の黄檗山萬福寺 黄龍閣(別館)真空の間にて「日本煎茶工芸展」が開催されます。
スキー4日目に訪れたスキー場は、ALTA
ここはスキー専用のリゾート というよりmountainである。
山と森が実に美しい。
トップの標高は3000mを越える。
リフトを降りて山を眺めると、山肌を登る人影が・・・
なんと3000mの高さを、スキーを履いて、歩いて登っているのである。もちろんそこは「自己責任」区域。
山肌にはシュプールが描かれている、が、よく見ると周りには雪崩の痕も見られる。
彼らは、まだ人が滑っていないところを滑るのが好きなようである。
これも、frontier spiritなのであろうか。
もう一つ、彼ら(彼女らも)は、スキーは速く滑るもの、と思っているようだ。
緩斜面ならまっすぐ。中斜面でも、浅まわりでビュンビュンと、飛ばす!飛ばす!、
私もどちらかというとスピードを出して滑るのが好きであるが、その比ではない。
日本のように、丸い弧などを描いていたら、上からぶつかって来られそうで怖い怖い!
その結果、比較的人の多いコースでも、ほとんどコブができないのである。
普通に食べられるようになり、昼食はベランダで山を眺めながら。
しかし、ここで何を食べたのかまったく思い出せない。
連なるロッキーの山々が実に美しい。
ここ、Altaは北米でも、パウダースノーで1~2を争う山。
膝上のふかふかのパウダースノーを期待していたが、ごらんの通りの晴天続き。
しかも、この1週間、東海岸に居座る高気圧の影響で、季節外れの暖かさが続いている。
そんなわけで、パウダースノーは次回のお楽しみ。
しかし、パウダースノーがなくても、この大自然の中でスキーができたことは最高の喜びであった。
ここはスキー専用のリゾート というよりmountainである。
山と森が実に美しい。
トップの標高は3000mを越える。
リフトを降りて山を眺めると、山肌を登る人影が・・・
なんと3000mの高さを、スキーを履いて、歩いて登っているのである。もちろんそこは「自己責任」区域。
山肌にはシュプールが描かれている、が、よく見ると周りには雪崩の痕も見られる。
彼らは、まだ人が滑っていないところを滑るのが好きなようである。
これも、frontier spiritなのであろうか。
もう一つ、彼ら(彼女らも)は、スキーは速く滑るもの、と思っているようだ。
緩斜面ならまっすぐ。中斜面でも、浅まわりでビュンビュンと、飛ばす!飛ばす!、
私もどちらかというとスピードを出して滑るのが好きであるが、その比ではない。
日本のように、丸い弧などを描いていたら、上からぶつかって来られそうで怖い怖い!
その結果、比較的人の多いコースでも、ほとんどコブができないのである。
普通に食べられるようになり、昼食はベランダで山を眺めながら。
しかし、ここで何を食べたのかまったく思い出せない。
連なるロッキーの山々が実に美しい。
ここ、Altaは北米でも、パウダースノーで1~2を争う山。
膝上のふかふかのパウダースノーを期待していたが、ごらんの通りの晴天続き。
しかも、この1週間、東海岸に居座る高気圧の影響で、季節外れの暖かさが続いている。
そんなわけで、パウダースノーは次回のお楽しみ。
しかし、パウダースノーがなくても、この大自然の中でスキーができたことは最高の喜びであった。